更新日 平成19年8月29日
高座山第1号墳発掘調査概要
- 所在地
- 春日井市高座町字高座林地内
- 遺跡の種別
- 古墳
- 調査原因
- 道路築造
- 調査期間
- 平成18年1月12日から2月22日
- 調査面積
- 180.0平方メートル
今回の発掘調査は、都市計画道路高座線築造に伴い実施した。調査前は天井石の一部が露出し横穴式石室の古墳が所在することが知られていた。
石室は、玄室・羨道・前庭部が遺存しており、ハの字状に開く前庭部がそのまま墳丘の列石につながる。前庭部から羨道にかけては閉塞石が検出され、前庭部からは破損した坩、瓶、杯類が出土した。
玄室の平面形はやや胴張りで奥壁の最下段には大型の2石を使用する。立柱石を持たない無袖式の石室で、床面には小ぶりの円礫を敷き、やや大型の框石により玄室と羨道とを区別している。
墳丘からは構築過程で積まれた墳丘内列石が検出された。石室を覆いながら墳丘を積み上げた段階で構築され、墳丘完成時には盛土内に取り込まれたと考えられる。
出土した遺物から7世紀前後の築造であると考えられる。
調査前風景

石室完掘状況

墳丘の列石

石室内の様子

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