麗花集断簡(八幡切)つとめてまへの 松河戸町・道風記念館
(県指定文化財 書跡 昭和62年9月9日指定)
これは、麗花集(れいかしゅう)という和歌集の断簡で、もとは冊子本でした。京都の男山八幡宮に所蔵されていたので、「八幡切」と呼ばれています。料紙は中国から輸入された唐紙(からかみ)で、唐草文様を雲母で刷り出しています。繊細でしかも筆力があり整った書風です。料紙・書風などから11世紀後半の書であると考えられます。麗花集は完全な写本が残っていないため、八幡切は国文学史上でも貴重な資料です。
(県指定文化財 書跡 昭和62年9月9日指定)
これは、麗花集(れいかしゅう)という和歌集の断簡で、もとは冊子本でした。京都の男山八幡宮に所蔵されていたので、「八幡切」と呼ばれています。料紙は中国から輸入された唐紙(からかみ)で、唐草文様を雲母で刷り出しています。繊細でしかも筆力があり整った書風です。料紙・書風などから11世紀後半の書であると考えられます。麗花集は完全な写本が残っていないため、八幡切は国文学史上でも貴重な資料です。