麗花集断簡(八幡切)つとめてまへの 松河戸町・道風記念館

ページID 1004601 更新日 平成30年10月21日

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麗華集断簡(八幡切)つとめてまへの

(県指定文化財 書跡 昭和62年9月9日指定)

これは、麗花集(れいかしゅう)という和歌集の断簡で、もとは冊子本でした。京都の男山八幡宮に所蔵されていたので、「八幡切」と呼ばれています。料紙は中国から輸入された唐紙(からかみ)で、唐草文様を雲母で刷り出しています。繊細でしかも筆力があり整った書風です。料紙・書風などから11世紀後半の書であると考えられます。麗花集は完全な写本が残っていないため、八幡切は国文学史上でも貴重な資料です。

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