このページの本文へ
現在位置 : ホームの中のごみ・リサイクルの中のリサイクルの中の わが家のごみ減量大作戦
ここから本文です
更新日 平成19年8月29日

わが家のごみ減量大作戦

生ごみ編

みなさんが実践している生ごみ減量方法やアイデアを募集しています!!

生ごみだって立派な資源

 ダイオキシンやCO2など環境の問題や、最終処分場の延命化などから、毎日の生活から出るごみの減量が私たちの大きな課題になっています。
 ごみの減量に欠かせないのがリサイクルです。

 すでに、空き缶やガラスびんなどのリサイクルは盛んに行われ、すっかり私たちの生活に定着しています。

 そして、私たちに課せられた次のテーマは「生ごみのリサイクル」です。

生ごみを減らすためには、まず、

  1. 無駄なものは買わない
  2. 食べ残しが出ないよう作り過ぎない・残さず食べる
  3. 生ごみを出さないようなエコクッキングを心がける

など生ごみを出さないようにすることが一番効果的です。(参考:東京ガス エコクッキング)

 また、生ごみの大半は水分なので、良く水を切るだけでも減量効果があります。 しかし、これらの方法でも生ごみの発生をゼロにすることは難しいでしょう。そこで、出てしまった生ごみをたい肥化し再利用するのが生ごみリサイクルです。

 最近は、環境に対する市民の皆さんの関心も高く、資源のリサイクルだけではなく、家庭菜園などのために家庭の生ごみを発酵用密閉バケツなどを利用してたい肥化する人が増えてきています。

 この生ごみのたい肥化は、ごみの減量だけではなく、たい肥を使うと木や花、作物などがとてもよく育つという効果もあり、まさに一石二鳥です。

 また、たい肥は最終的には土になるので、燃やすこともなく環境にやさしい生ごみの処理方法です。

 今回は、広報モニターのお二人のたい肥作りの体験を通して、家庭で簡単にできる生ごみのたい肥化の方法を紹介します。

生ごみ再生への道

燃やせるごみとして出してしまえば、灰になって最終処分場へ行ってしまう生ごみ。でも、自宅でちょっと工夫すれば、生ごみをよく肥えた土に再生することができます。

ここでは、生ごみ発酵用密閉バケツを使って、生ごみがたい肥になり最終的には良質な土へ変わっていく道のりを紹介します。

1

生ごみが出るたびに十分に水を切り容器に入れる

生ごみが出るたびに十分に水を切り容器に入れます。

三角コーナーに入れると水分を含むので、三角コーナーに入れなくても済む物は別にしておきましょう。

ポイント

大きなものは小さく、固いものは砕いておくと土になりやすいです。

2

ぼかしを均一に振り掛ける

ぼかしを均一に振り掛けます。

(三角コーナー一杯の生ごみに対してぼかし一握りくらい)

ポイント

夏は少し多めに振り掛けるとうまくいきます。

ぼかしって何?

ぼかしの写真

ぼかしは生ごみ発酵処理材の一種で、米ぬかなどに微生物が混ぜてあります。ぼかしは、この微生物の働きによって生ごみを腐らせるのではなく発酵させます。納豆やチーズのような発酵製品が微生物の働きによってできるのと同じ原理です。

3

容器のふたをしっかり閉める

容器のふたをしっかり閉めて、空気が入らないようにします。

容器の8分目になるまで繰り返します。

ふたが膨れてくるので、その都度ふたを少し開けてガスを抜きましょう。

順調に進んでいます

  • 表面に白カビが生えることがありますが、これは良好な状態です。
  • 生ごみの形に変化がなくても大丈夫、発酵しても形は変わりません。
  • 腐敗臭ではなく、ぬか漬けのような臭いならよい状態です。
     

4

1週間から2週間置いたら生ごみ発酵たい肥の出来上がり。
あとは、これを土に戻していきます。
発酵途中に液肥が出てくるので、ときどき取り出して利用しましょう。

ポイント

容器は、直射日光の当たらないところに置いておきましょう。

液肥の使い方

液肥

液肥の利用法

液肥は、生ごみの発酵時に出る抽出液(副産物)です。強い浄化作用があるので、500倍以上に薄めて週に1回程度台所の排水溝に流すと、ぬめりが取れてきれいになります。

また、植物の根元から離してまくと、肥料として利用できます。

5-1畑で利用する

畝

畑では、発酵した生ごみを畝(うね)と畝の間に入れて、その上に7センチから8センチくらいの土を盛ります。

5-2プランターで利用する

プランター

プランターに土を3分の1程度入れ、その上に発酵した生ごみを入れ、更にその上に土を多めにかぶせます。

発酵した生ごみのサンドイッチ完了。

5-3庭などで利用する

木

庭で所々に穴を掘って埋めます。

ただし、根元から少し離した所に埋めましょう。

6

栄養たっぷりの良質な土

ときどきかき混ぜると早く土になります。

それはただの土ではなく栄養たっぷりの良質な土になっています。

生ごみのたい肥化を体験した広報モニターの感想を紹介します

これからの成長が楽しみです

瀧澤睦美(神屋町)

瀧澤睦美(神屋町)

今回、以前から話には聞いていた生ごみからのたい肥作りに初挑戦しました。ちょうど、小学6年生の息子の夏休みの宿題の中にも「リサイクル」のことが取り上げられていて、わが家の共通の話題にもなり、一緒に勉強することができました。
毎日、生ごみにぼかしを振り掛けていくうちに、燃やせるごみの量がみるみる減っていくのに驚かされました。今までの約3分の1の量に減ったのです。燃やせるごみの大半を生ごみが占めているんですね。
そして、いよいよできたたい肥を土に埋めました。腐敗臭はしないものの、まだ生ごみの形を残したままのたい肥を見て、一体いつになったら土になるのかと思っていました。しかし、1週間後、プランターを掘り返したときには、それらの姿が消えていました。すべて土になっていたのです。キツネにつままれたようで、不思議な気がしました。
今回挑戦してみて、たい肥作りは私の生活の一部になった気がします。思っていたよりも面倒でなく簡単だったからかもしれません。
毎日出る生ごみは1週間でバケツ1杯ほどになりますので、これからはたい肥を土にするためのプランターを何個か用意して、肥えた土を作っていこうと思っています。この土壌で実るミカンやプランターの花たちの成長を、家族みんなで楽しみにしています。

本当に簡単でした

平田眞由美(瑞穂通1)

平田眞由美(瑞穂通1)

今までは、関心のなかった生ごみのたい肥化に挑戦しました。たい肥化の知識がないことや、においのことなどもあり、始めるまではとても心配でした。
生ごみアドバイザーの人(注)にぼかしの作り方から指導を受け、実際にやってみたら本当に簡単なので驚きました。毎日、台所から出る生ごみを容器に入れるだけで、難しいことは何一つありません。もちろん、水分を十分に切り、ビニールやプラスチックなどはきちんと取り除きます。そして、ぼかしをひと振り。これを繰り返し、約1週間で容器はいっぱいになりました。私にも簡単にできるので、きっと皆さんも続けられると思います。
毎日の生ごみをこの容器に集めていて、かなりの量の生ごみを出していることに気が付きました。しかし、このたい肥化で、週2回ある燃やせるごみの日に出すごみがとても減りました。ごみがすっかり軽くなってしまったので、力のない私にはとても助かります。
やはり、何ごとも体験してみないとわかりませんね。ですから、今回は貴重な体験だったと思いますし、これからも続けていきたいと思っています。そしてこれからは、たい肥化をするだけではなく、料理は必要な量だけ作るようにして、生ごみ自体の量を減らすように心がけたいと思います。

(注)生ごみアドバイザーの制度は平成18年3月31日をもって廃止しました。

有機肥料でおいしい食卓

なずなの会 梶田美登里

なずなの会 梶田美登里

 なずなの会や春日井市婦人会協議会は、公民館などで講座を開いて皆さんに生ごみのたい肥化を勧めています。
 たい肥化は、決して手間が掛かることではなく、ごみ箱に入れるか密閉バケツに入れるかの違いなので、軽い気持ちでやってみるといいですね。最近は関心のある人が増えましたが、もっと若い人に広がっていくといいと思います。できたたい肥はまさに良質な有機肥料なので、家庭菜園をしている人にはぜひ使ってほしいですね。
 生ごみのたい肥化が、近所や地域の人の間で話題になり、地域のよいコミュニケーションに役立つくらいになるといいですね。

楽しみを見つけてたい肥づくり

中部大学助教授 二宮 善彦

中部大学助教授 二宮善彦

最近は、地球温暖化やダイオキシンなどの問題があり、ごみを取り巻く状況はとても厳しいですね。でも、各研究機関で技術開発に真剣に取り組んでいますので、ここ数年で新しいシステムが確立されると思います。しかし、せっかくの新しい技術も、ごみが焼却炉に入る前、つまり私たちがごみを出すときにきちんと分別しておかなければ、十分な効果が得られません。ですから、ごみの分別やリサイクルは、焼却炉や最終処分場にとっても大切なことです。
リサイクルについては、市民の皆さんの意識が非常に高く、ごみの減量や資源の有効利用に役立っています。その一方で、以前からあまり変わっていないのが生ごみではないでしょうか。しかし、最近は生ごみ発酵用密閉バケツなどを使って、各家庭でたい肥が簡単に作れるようになり、多くの人が利用しているようです。生ごみのたい肥化は毎日のことで面倒かもしれませんが、ごみの減量のためと思わずに、何か別の楽しみを見つけるといいと思います。例えば、自分の作ったたい肥で庭の木が立派に育ったり、花壇の花が色鮮やかに咲いたりするのを楽しめるといいですね。このような別の価値を見つけてたい肥化に取り組めば、きっと長く続けることができると思います。
いずれにしても、ごみの処理にはばく大なお金と手間がかかっていますから、これからの時代はごみを出す人が責任を持つ必要がありますね。そしてごみの減量のために、私たち一人ひとりができるだけごみを出さないような生活を心がけ、いつもごみについて関心を持つことが一番大切ですね。

その他のたい肥化の方法

・段ボール
特長:コストがあまりかからず、屋内でも取り組めるので、気軽に始められます。

・コンポスト容器
特長:一度に大量の生ごみを処分できます。

・電動式生ごみ処理機
特長:(乾燥型)コンパクトなので室内でも使用できます。また、他の方法に比べて臭いが少なくメンテナンスが楽です。
    (バイオ型)長時間にわたり生ごみの投入、処理が可能です。

気軽にお尋ねください

市では、ぼかしの作り方や生ごみ発酵用密閉バケツ、生ごみたい肥(コンポスト)化容器の使用方法などについて、皆さんの疑問に答えたり助言したりする方を紹介しています。お気軽にごみ減量推進課へお尋ねください。

関連情報

お問い合わせ先

環境部ごみ減量推進課 電話:0568-85-6222
メールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

このページの先頭に戻る