市民生委員児童委員協議会連絡会
市政座談会
開催日:平成20年10月15日(水曜日)
対話内容(学校給食費の滞納について)
意見
学校給食費の滞納問題について、滞納している家庭の児童・生徒が給食を食べない、学校に来ないといった問題があります。給食費の滞納を無くすような対策をお願いします。また、給食費の滞納に対して、学校の先生が滞納分を立て替えたりするようなことはあるのでしょうか。
今後、不登校や家に閉じこもった子どもたちへの対応をどうしていくとよいでしょうか。
回答
給食費については、実際にかかる材料費を保護者の皆さんに負担していただくべきものであり、滞納分を先生が立て替えるようなことはないと思います。家庭の事情により支払いが困難であるような場合は、就学援助という形で援助をしており、その中から給食費も支払ってもらうようお願いしています。
不登校については、必ずしも給食費の滞納だけが原因ではなく、いろいろな理由があると思います。適応指導教室に来てもらって指導もしていますが、なかなか不登校がなくならない現状があります。ぜひ、今ある相談制度を活用していただきたいと思います。
対話内容(災害時の体制について)
意見
災害時の活動について、災害時要援護者の関係で民生委員も関わりがあります。8月末の豪雨災害の際、市民安全課に連絡しようとしたところ、ずっと電話中で通じませんでした。後でお聞きしたところ、電話の回線が非常に少なかったようです。
災害などの緊急時にもすぐ連絡が取れるような体制が必要ではないでしょうか。
回答
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。特に短時間の集中豪雨でしたので、従来の非常時の体制は整えていたものの、ご指摘のような反省事項があり、とても教訓になりました。通常、市民安全課には電話は3回線ありますが、その後2回ほど台風などあった際には、3階市民安全課隣の会議室に非常電話回線を10回線設置する等改善に努めております。
対話内容(こんにちは赤ちゃん訪問について)
意見
民生委員の県での大会に出席したとき、今年4月から始まった「こんにちは赤ちゃん訪問」についてお話したところ、県や他市町村の方にもとても良い活動であると捉えていただけました。素晴らしい事業だと思いますので、是非とも軌道に乗せていってもらいたいと考えています。
隊員は、子育て経験者で養成講座を受けていますが、専門家ではありません。訪問先で受けた専門的な内容の相談などを行政へ報告しても、その後どうなったか、フォローしてもらえたのかが分かりません。たとえ電話一本であっても、専門の方からお母さんたちに答えてあげればとても安心されると思います。隊員は、とても知りたいと考えています。
また、月に1回フォローアップ研修がありますが、実際の相談事例などをもとにした対応研修などを実施したらよいのではないでしょうか。
回答
子育てがはじめてのお母さんたちは、不安もあり、どうしたらよいか分からないことも多いと思います。そこへ誰かが来てくれるだけでもほっとすると思いますし、特に目立った問題のない方に対しても、不安を解消するという効果があると思います。これからもこの事業を進めていきたいですし、皆さんにもご協力をお願いしたいと思います。
研修についても、ご指摘のような事例などもお話できればと思います。
回答(健康福祉部長)
こんにちは赤ちゃん訪問事業におきましても、民生委員の皆様にご協力をいただき、ありがとうございます。訪問も非常にスムーズに行っていただいております。
訪問された先で専門的な立場からのフォローが必要な場合については、内容に応じて保健師や看護士、虐待の専門員などが伺っております。どのようなフォローを行ったかを隊員の皆さんにもお知らせする必要があると改めて感じましたので、今後は、是非そのようにさせていただきたいと思います。
対話内容(市役所窓口での応対について)
意見
市の窓口について、課によって職員の応対が違います。例えば、市民課は職員が皆カウンターの方を向いており、窓口での応対もとても丁寧で良いと思います。一方で、国保年金課へ行ったときは、待っている人が10人もいたのに、奥にいる職員に声をかけても全然出てきてくれませんでした。福祉の窓口ではすぐに職員が出てきてくれました。
窓口は市の顔ですから、応対が良くないのはまずいと思います。管理職の席をカウンターの側に配置するなど改革してはどうでしょうか。
回答
窓口に出ていない職員についても、様子をみて応援に行くなど、臨機応変な対応ができるようにしていきたいと思います。申し訳ありませんでした。
対話内容(孤独死について)
意見
最近、町内で一人暮らしの方の孤独死がありました。孤独死に対して、市ではどのように対応されているのでしょうか。こういった方は、一人暮らしで町内会にも入っておらず、電話番号もわからないので連絡もできない場合が多いです。
地域包括支援センターの方や介護関係の方などが「近所だから、様子を見て何かあったら連絡して」などと言われますが、頼みっぱなしにされたみたいで困っています。
回答
大変難しい問題です。解決にはならないかもしれませんが、ひとつは、災害が起きたときなどに一人暮らしに限らず、妊婦さんや高齢者、障がいのある方なども含めて安否を確認するためのデータ・マップとして整備する必要があると考えています。整備した後の活用方法も考えているところです。
孤独死された方は、19年度は13人でしたが、20年度は半年で10人と、増えている感じがします。発見はほとんどが警察であり、また、お住まいは民間のアパートであることが多いようです。近所の方以外にも、例えば新聞配達の方が新聞のたまり状況を注意したりしていただければと思います。
対話内容(生活保護の適正な受給について)
意見
担当地区内で、生活保護の受給者が増えています。受給されている方のところへ月1回支給決定通知を持っていきますが、不在の場合が多いです。例えばパチンコ店で見かけたとか、女性の受給者で同居の男性がいたとか、不適切な話をよく聞きます。生活保護の受給にあたり、どのような調査を行って受給を許可しているのでしょうか。
また、民生委員が訪ねていっても、大声を出すなど大変暴力的な方もあり、困っています。女性が民生委員をやっている地域だったらとても活動できないと思います。
また先月、校区内で小学校1年生の子が行方不明になる事件がありましたが、民生委員には特に連絡もなく、解決するまで知りませんでした。そのような状況では困るので、校区内で事件などが起こったとき、学校がPTA役員や保護者に送っているメールを、学校に頼んで民生委員にも送ってもらうことになりました。全市的に、民生委員やできれば保護司などにもメールを送ってもらえればと思います。
回答
支給決定通知の配布については、安否確認・状況確認のために民生委員さんにお願いしています。しかし、どうしても困難な事例、危険な事例などについては、市の担当者が行ったり、民生委員の方と同行するなど、対応を考えていきたいと思います。
メールについては、学校が独自に行っていることだと思いますので、校区内だけではなく全市的に送ることができればと思います。市全体で統一してできるよう、一度考えたいと思います。
回答(健康福祉部長)
本人から直接、または民生委員の方を通じて市に相談がありますと、家庭や扶養してくれる親族状況などをお聞きし、扶養してくれる親族がいるかどうかの調査、預貯金の調査、家庭訪問をした上で家賃・自家用車の有無などを調査し、決定します。ご指摘がありましたようなさまざまな情報提供がありますと、ケースワーカーが様子を見に行ったり、直接訪問したりして適正に支給していくよう指導を行っております。
対話内容(町内会の加入率について)
意見
町内会の加入率が悪くなってきています。若い新しい住民の加入率もですが、お年寄りの脱退が増えています。災害のときのことなどを考えて加入の促進をするのですが、お年寄りについては、高齢であることから町費の負担があることや、役員が回ってくるのが不安なようです。町内会に入っていないために、敬老会に出席しにくかったり、災害時の支援に支障がでたりするのではないかと心配しています。
回答
町内会の加入率を上げるのは大きなテーマです。新しい人が引っ越ししてきたときなど、市では窓口で町内会の加入をPRしたり、マンション等の施主・管理人にお願いするなど対策は行っていますが、なかなか加入率は上がりません。現在、町内会活性化検討委員会を立ち上げて、検討を行っているところです。こちらの検討の結果も見て、対策を考えていきたいと思っています。
一方、町内会を脱退する方については、例えば、老人の一人暮らしの家庭などには役員は回さない、会費もできれば免除するなど、助け合っていただければと思います。「災害のときに助け合えるから入ろうよ」「お祭りに子どもが参加するためにも入った方がいいよ」などと勧誘している地域もあります。また、自分の子ども夫婦に町内会に入るよう指導するのも大切です。地区での声かけをお願いすると同時に、市からも働きかけていきたいと考えています。
対話内容(高蔵寺ニュータウンについて)
意見
先月の地区の委員の話し合いの中でも、やはり生活保護の適正な受給の話が多く出ました。不正な受給がないように、みんなで見守っていく必要があると思います。
また、ニュータウン地区では、小学校の統廃合をするべきだという意見も出ました。居住者の少なくなった住宅棟を撤去して駐車場を作り、一家庭につき駐車場を2台以上確保できるようになれば、若い人も住みやすくなるのではないでしょうか。
回答
学校の統廃合については、地域の人たちの理解や協力が必要です。今、学校の適正規模を検討する委員会で検討していただいております。
賃貸住宅についても、国のUR都市機構では、棟を減らして駐車場を作る、2部屋を1部屋として賃貸するなどの方針が考えられているようです。
対話内容(民生委員の活動について)
意見
活動を通じての課題や問題はたくさんありますが、それは私たちと職員の皆さんたちが日頃話し合って解決していければと思います。市長さんには、最終的に様々な決断をされる際に、今日のような場を通じて、民生委員の活動の背景や負担の大きさを知っていただき、また問題意識を持っていただければと思っています。
今日、民生委員は、非常に守備範囲も広く、多くの知識も必要となってきています。市の方でも、そういった背景をご理解いただきたいと思います。
また、民生委員と市との連絡が上手くいかなかったり、対応があまりよくないことがありますが、行政を見る目は、厳しくなってきています。今後は、市も、民生委員への対応も含め、留意していただきたいと思います。
回答
ご意見ありがとうございました。今日のためにそれぞれの地区の民生委員の皆さんのご意見を聞いてきてくださったことを特にうれしく思います。皆さんのご活躍にお礼を申し上げます。ご指摘いただきました職員の対応につきましては、今後も、皆さんとの連絡や対応など、十分気をつけて進めていきたいと思います。
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