新型インフルエンザ(A/H1N1)の状況と季節性インフルエンザ対策への移行について
平成21年から流行が見られたインフルエンザ(A/H1N1)は、平成21年4月28日より感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)における「新型インフルエンザ等感染症」として 取扱されてきましたが、厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局からの発表により、平成23年3月31日をもって新型インフルエンザ等感染症ではなくなりました。
今後は、「インフルエンザ(H1N1)2009」として、通常の季節性インフルエンザとしての対策へ移行することとなります。
新型インフルエンザと季節性インフルエンザ
新型インフルエンザは、毎年流行を繰り返す季節性のインフルエンザウイルスとは性質が全く異なり出現した新型のウイルスによるインフルエンザです。ほとんどの人が新型のウイルスに対する免疫を持っていないため、世界的な大流行(パンデミック)となり易く、およそ10年から40年の周期で発生するといわれています。
平成21年から全世界的な大流行が見られた新型インフルエンザ(A/H1N1)は、平成22/23年シーズンのインフルエンザ患者の発生データなどから、現在は次のような状況になっていると考えられています。
- 多くの国民がワクチン接種や感染により免疫を獲得したと思われる。
- 季節外れの大規模な流行などもなく、流行時期や規模などが他の季節性インフルエンザと同様になってきた。
そのため、厚生労働省は緊急的かつ総合的に対処すべき事態は終息したと判断し、平成23年3月31日、新型インフルエンザ(A/H1N1)を「新型インフルエンザ等感染症」から通常の季節性インフルエンザ「インフルエンザ(H1N1)2009」として対応する体制に移行することを発表しました。
今後について
今後は、これまでに引き続き以下のような通常のインフルエンザへの対策・啓発を行っていきます。また、現在も高病原性鳥インフルエンザ(N5H1)がヒトからヒトへと感染し、新型インフルエンザ化が懸念されているように、いつ発生するか分からない新型インフルエンザに対しても常に備えておく必要があるため、新型インフルエンザへの対策の見直しなどに引き続き取り組んでいくこととしています。
具体的には
- 現在及び今後の行政の対応状況について
国は、平成17年11月に策定した新型インフルエンザ対策行動計画を平成21年2月に改定し、また平成21年2月新型インフルエンザ対策ガイドラインに策定して今後もそれらに基づいて対策を行っていくことにしています。また愛知県においても、愛知県新型インフルエンザ対策行動計画案(平成21年5月暫定版を作成)や、愛知県庁業務継続計画(愛知県庁BCP)[新型インフルエンザ対応編](平成23年3月に改定する)など、このたびの新型インフルエンザ発生を踏まえ、今後新たに発生が予想される状況について対応を策定・検討しています。
春日井市でも、上記の各新型インフルエンザ対策行動計画などをもとに、各関係機関と連携し対応を図っていきます。
症状について
インフルエンザに感染すると、次のような症状が出ます。
新型インフルエンザも同様の症状があらわれると推定されています。
- 38度以上の急な発熱
- せきなどの呼吸器症状
- だるい、食欲がない、関節痛などの全身症状
一般的な感染症の予防法を徹底しましょう
- 手洗い、うがいをこまめにする。
- 人ごみへの外出は、できるだけ避ける。外出する場合はマスクの着用に努める。
- 過労を避け、十分な睡眠、バランスの取れた栄養等によって体調を整える。
インフルエンザ症状のある方は、マスクを着用し、お近くの医療機関で受診してください。
咳エチケットについて
呼吸器感染症を他の方にうつさないために、咳などの症状のある方は次の「咳エチケット」の実施をお願いします。
新型インフルエンザに対する対策は、通常のインフルエンザ対策の延長上にあります。
感染した人の咳、くしゃみ等の飛沫とともに放出されたウイルス、またはそれら飛沫が感染し空気中を漂流しているウイルスを吸収することによって感染します。そのため、熱、咳、くしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらうこと、このような人と接する時にはマスクを着けることが大変重要です。咳やくしゃみを抑えた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うことも必要です。これらが、インフルエンザ予防のために必要な「咳エチケット」です。
外出後のうがいや手洗いを日常的に行い、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を抑えることも重要です。また、十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つことも大切です。
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「咳エチケット」
参考「新型インフルエンザ対策ガイドライン」厚生労働省 |
家庭でできる備蓄品
近い将来、世界的な流行を引き起こし、死亡率も高いと危惧されており、なるべく外出を控え他人との接触を避けることが大切だとの専門家の指摘もありますので、あらかじめ家庭ではどんな備えができるか紹介します。
- 食料品(長期保存できるもの)
- 米、乾麺類、切り餅、缶詰、レトルト食品、ミネラルウォーター等
- 乳幼児がいる家庭は、粉ミルク、離乳食等を用意しておきましょう。
- 医療品、日用品
- 備蓄品・マスク(なるべく皮膚と密着できるもの)、ゴム手袋、水袋・氷袋(頭やわきの下の冷却用)、消毒用アルコール(手指や患者の使用したものを消毒する)
- 常備品
常備薬(胃腸薬、痛み止め、その他持病の処方箋)、絆創膏、ガーゼ・コットン、解熱鎮痛剤
※薬の成分によってはインフルエンザ脳症を助長する可能性がありますので、購入時には医師、薬剤師に確認してください。
- 備蓄品・マスク(なるべく皮膚と密着できるもの)、ゴム手袋、水袋・氷袋(頭やわきの下の冷却用)、消毒用アルコール(手指や患者の使用したものを消毒する)
- 通常の災害時のための物品(あると便利なもの)
- 懐中電灯、乾電池、携帯電話などを充電できる充電キット、ラジオ、カセットコンロ・ガスボンベ、トイレットペーパー、キッチン用ラップ、アルミホイル、洗剤(衣類・食器用)、石けん類、保湿ティッシュ(アルコールの有るもの無いもの)、生理用品(女性用)、ビニール袋(汚染されたごみの密封に利用)
家庭の備えは、最低2週間程度の備蓄が必要です。
参考「新型インフルエンザ対策ガイドライン」厚生労働省
新型インフルエンザ関連等のリンク先
- 厚生労働省:新型インフルエンザ対策行動計画について(外部リンク)
- 厚生労働省:新型インフルエンザに関するQ&A(外部リンク)
- 厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報(外部リンク)
- 愛知県新型インフルエンザ対策行動計画について(外部リンク)
- 愛知県新型インフルエンザ対策行動計画(外部リンク)
- 国立感染症研究所 感染症情報センター:インフルエンザ(外部リンク)
お問い合わせ先
健康福祉部健康増進課 電話:0568-85-6164
メールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
