24時間「もっと美しく」を意識して 飯田みち代

ページID 1010964 更新日 平成29年12月12日

印刷大きな文字で印刷

飯田みち代さん


―歌手になることに家族は反対だったそうですね。
 幼いころ難病を患い、運動ができなかった私は、音楽が大好きでした。高校生のとき、音楽の先生に「あなたの声は世界ではどうかわからないが、日本では1番になれるかもしれない」と言われ、喜んで両親に相談したところ、歌手として成功するには「才能、運、金、人脈」がそろっていないといけないが、私たちには、金も人脈もない、あなたの才能と運が分からない以上支援することはできないと反対されました。


―それでも、歌手の道へ進むことになったのはどうしてですか。
 大学を出て、就職をして自分の働いたお金で声楽を習い始めました。やるからには、自分の実力を知りたいと思い、コンクールに出たところ、賞をいただくことができ、そうしているうち、歌手として仕事をするようになりました。


―春日井との縁はそのときできたと聞きました。
 「花の詩」というコンサートグループができたと聞き、そこで和田美里先生と出会うことができました。和田先生はバイタリティにあふれ、行動力があり、若い人が音楽に触れる機会と音楽を披露する場をつくることに奔走されていました。私は和田先生の「もし、どうにもならなくなったら私が養ってあげる」という言葉に助けられ、活動を続けることができました。


―ソプラノ歌手として気を付けていることは何ですか。
 バレリーナのマイヤ・プリセツカヤの年を重ねても美しい演技を見て以来、「もっと美しく」をモットーに毎日を過ごしています。舞台では、全てのしぐさが美しく見えなければいけません。そのためには、ドアノブの開け方など日常の全ての動作を常に意識しています。寝ているときも姿勢が悪いと感じて起きることもしばしばです。


―春日井のイメージは?
 私が春日井の方にお会いして驚いたのは文化・教養のレベルが高いことです。例えば、カクテルドレスを着てパーティを開催されることや話していても気品を感じる方が大勢みえます。位置も本州の中心部にあり交通の便が良くて、地盤が固く地震に強いまちであることから、住みやすいまちだと感じています。
 昨年制定されたラジオ体操の日は、高齢者が増加する中、運動する習慣をつけるためにも良いことだと思います。

アイナダマールで主演された飯田さん

●プロフィール
京都大学卒業。日本イタリア声楽コンソルソ金賞、飯塚音楽コンクール大賞など多数受賞。「ルル」「メデア」など日本初演の主演を重ね、「メデア」では芸術賞上賞を受賞。

このページに関するお問い合わせ

企画政策部 広報広聴課

電話:0568-85-6036
企画政策部 広報広聴課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。