エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

現在位置 : ホーム市長の部屋春日井創想(市長のエッセイ集) › 『池こね』(平成28年11月1日)

ここから本文です。

『池こね』(平成28年11月1日)

更新日 平成28年11月1日ID番号 K28721

 
 春日井市文化財友の会の「地域を掘り下げる会」の行事で東山町、下原町、東野町にある松原神社、大池、落合池を散策しながら、創建や築造の年月、伝統行事など歴史を振り返る機会がありました。その中で池の風物詩として「池こね」が話題になりました。
 「池こね」「池干し」とも言いますが、私の子どものころ、昭和30年代まで稲刈りが終わった時期に行われていました。農業用のため池の水を抜いて、池の底の泥を日に干し、空気にさらすことにより水質を改善し、堆積した泥をかき出し、池の容量を確保することが主な目的ですが、大人の人たちが大きなタモや四つ手網を持って一斉に池の中に入って、泥に足を取られながらにぎやかに魚を捕っていた姿が印象的でした。
 捕れた魚は区民に配られ、コイやフナ、モロコ、ウナギもいました。
 池こねの次の日は子どもの出番です。学校から急いで帰り、池こねが終わった池で、ゴム草履を履き、泥を頭の上まで跳ね上げて夢中で魚を捕ったことなど懐かしい思い出です。
 松原神社では各島から馬の塔を出し、参道で駆け馬が行われていましたが、今では子どもみこしが奉納されています。大池は今でもかんがい用のため池として役割は大きく、落合池は池を生かした都市公園となっています。
 風景や行事は時代とともに変わりますが、心の古里に触れた一日でした。

お問い合わせ先

企画政策部 秘書課
電話:0568-85-6016
メールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。