中東呼吸器症候群(MERS)について

ページID 1003274 更新日 平成29年12月7日

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中東呼吸器症候群(MERS)とは

 MERS(Middle East Respiratory Syndrome)は、平成24年にサウジアラビアで初めて確認されたコロナウイルスによる感染症で、感染すると2~14日の潜伏期間後に発熱、せき、息切れなどの症状が現れ、急速な肺炎の発症とともに、下痢、腎不全、敗血性ショックなどの症状を伴う場合があります。

 感染しても症状が現れない人や軽症の人がいる一方、特に高齢者や、慢性肺疾患・糖尿病などの基礎疾患を持った人で重症化する傾向があります。

 MERSは、平成27年1月21日より感染症法に基づく二類感染症に指定されています。


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ウイルス拡大画像

  

発生状況

  主として中東地域(アラブ首長国連邦・イエメン・オマーン・カタール・クウェート・サウジアラビア・ヨルダン:6月11日現在)で患者が発生しています。他にヨーロッパ、アフリカ、アジア、北米で発生していますが、いずれも中東地域へ渡航歴のある人やその接触者、及び院内感染等それらの人に由来する感染者です。

  なお、韓国においては5月以降、中東からの帰国者を感染源に複数の病院で院内感染が発生し、感染の拡大により死亡症例が多発していましたが、7月6日以降新規患者の発生報告はなく、感染拡大の懸念が極めて少なくなっています。

 一方、サウジアラビアにおいては、8月から集団発生している現状にありますので、引き続き警戒が必要です。

  詳しくは春日井保健所のホームページをご参照ください。

感染経路

  人がどのようにMERSに感染するかは、まだ正確には分かっていませんが、患者から採取されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが中東地域のヒトコブラクダから見つかっていることなどから、ヒトコブラクダが最も有力な感染源の一つであると考えられています。

予防方法

 現在、MERSに対する予防のためのワクチンはありません。中東地域などの発生地域へ渡航する場合、あるいは当該地域からの帰国者と接する場合には、咳やくしゃみ等の症状がある人との接触を避けると共に、サージカルマスクの着用や手洗いを徹底してください。

   また、特に中東地域では、ラクダなどの動物との接触や、加熱が不十分だったり不衛生な状況で調理された食品(未殺菌の乳や生肉など)の喫食を避けるといった注意も必要です。

 

中東地域などの発生地域から帰国した際の注意事項

  • 空港等での検疫所の指示には必ず従ってください。
  • 発熱や咳などの症状がある人は、検疫所へご相談ください。
  • 帰国後14日以内に発熱や咳などの症状が現れた場合は、感染拡大に繋がる怖れがあることから、自己判断による医療機関の受診を控え、保健所へ連絡の上、当該地域に滞在したことを告げてその指示に従ってください。
    なお、検疫所の健康監視対象となっている人については、検疫所へ連絡してください。
  • 保健所や検疫所の健康監視対象となっている間は、外出を控えてマスクを着用し、他者との接触を必要最低限に留めてください。

以上、感染防止に万全を期すため、ご理解、ご協力をお願いします。

【保健所連絡先】
   春日井保健所生活環境安全課
 電話:0568-31-2189 ファクス:0568-34-3781
 Eメール:kasugai-hc@pref.aichi.lg.jp

関連情報

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電話:0568-85-6164
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