春日井市役所地球温暖化対策行動指針

ページID 1005949 更新日 令和6年4月23日

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指針策定の背景と趣旨

 本市では、2019年(平成31年)3月に、「春日井市役所地球温暖化対策行動指針」を改定し、温室効果ガス排出量の抑制・削減に向けた職員の行動に関する取組みの継続や、公共施設における省エネ設備の導入などの取組みを進めてまいりました。

 また、地球温暖化の進行に伴い、自然災害が頻発し、気候変動への危機意識が高まるなか、本市では、地球温暖化に正面から向き会うこととして、2021年(令和3年)6月に「ゼロカーボンシティ かすがい」を宣言し、2023年(令和5年)3月には春日井市地球温暖化計画を改定し、本市の温室効果ガス排出量を2013年度比で、2030年度に26%から46%削減する目標を掲げました。

 令和6年3月に「春日井市役所地球温暖化対策行動指針」を改定し、温室効果ガス排出量のさらなる削減に向けて各部局連携のもと取組みを進めてまいります。

計画の概要

 期間 2024年度から2030年度まで

削減目標
ガス種 削減目標(2030年度) 関連計画
エネルギー起源(施設)

2013年度比51%削減

春日井市地球温暖化対策実行計画

2023-2030

エネルギー起源(公用車)

2013年度比35%削減

春日井市地球温暖化対策実行計画

2023-2030

非エネルギー起源 2022年度比8.7%削減

春日井市一般廃棄物処理基本計画

 

取組みの内容

職員の行動に関すること

  1. 電気使用量の削減
  2. 公用車燃料使用量の削
  3. ごみ減量と資源化の促進
  4. 水道使用量の削減
  5. グリーン調達計画に適合する物品の購入など

設備の更新・運用改善に関すること

  1. 電気・ガス使用量の削
  2. 公用車燃料使用量の削減
  3. 水道使用量の削減
  4. Jクレジット制度を活用したカーボンオフセットなど

公共施設への電力供給とゼロカーボン推進に関する連携協定

 令和3年6月に鈴与電力株式会社と「公共施設への電力供給とゼロカーボン推進に関する連携協定」を締結しました。この協定に基づき、同年7月から、市クリーンセンターの廃棄物焼却熱を利用した二酸化炭素を排出しない電力の有効活用として、市庁舎や小中学校などの市内公共施設へ電力供給を行っています。

進捗状況(温室効果ガス排出量)

温室効果ガス排出量の推移(t-CO2)

年度

2013

(基準年度)

2021

2022

基準年度比

増減率

前年度比
増減率

温室効果ガス排出量(基礎)※1

62,510

61,977

62,503

0.0%

0.8%

温室効果ガス排出量(調整後)※2

54,320

48,939

46,212

-14.9%

-5.6%

※1 電力会社が供給した電力量と排出係数により算出した値
※2 温室効果ガス排出量(基礎)から排出クレジット、固定価格買取制度に伴う調整等を反映した値

職員への展開

 市の率先行動として、職員の省エネ意識向上や温室効果ガス排出量削減のため、温対新聞や月の重点取組み項目の設定など、職員に向けて周知啓発を行い、行動変容を促しています。

温対新聞

 温室効果ガスの削減目標や削減実績、地球温暖化に関する動向、市の取組み状況などを図表や写真、簡潔な見出しなどを用い、職員一人ひとりが興味を持ちやすい工夫を行い発行・周知をしています。

 

重点取組み項目

 地球温暖化対策に関する具体的な行動や、各月・季節に関連したテーマなど、季節ごとに重点的に取り組む項目を設定し、発信・周知をしています。これらの取組みは家庭や事業所においても活用することができます。

春の重点取組み項目

  • グリーン調達計画に基づく環境負荷の少ない物品購入
  • 雑がみの適切な分別による資源化

 

関連ページ

 市全域から排出される温室効果ガスの削減に向けての「春日井市地球温暖化対策実行計画」は次のページから

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課

電話:0568-85-6216
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