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公共施設案内

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更新日 平成20年1月1日

環境分析センター

環境分析センター



 環境分析センターは、市内の大気や水の汚れを測定する施設として設置され、平成8年に現在の場所に新築移転しました。この施設は酸性雨、降下ばいじん、有害大気汚染物質、悪臭等の大気の測定や、河川水、地下水、事業所の排水等の水質の測定を行っています。

分析センターの試験室

施設開放

環境講座と化学実験教室

 環境啓発の一環として、6月の環境月間にあわせ施設開放を行っています。親子を対象とした科学実験教室や、身近な水を用いた環境分析体験等を行います。

分析項目


 現在、水質関係で約150項目、大気・悪臭関係で約65項目について分析を行っています。ここでは主な分析項目について説明します。

大気分析

酸性雨

酸性雨自動採取装置


 pH が5.6より低い雨を酸性雨と言います。工場や自動車からの硫黄酸化物や窒素酸化物等が原因とされています。市民会館の屋上で採取を行い、採取した雨水のpH、電気伝導度、イオン成分等を測定します。

有害大気汚染物質

熱脱離装置


 大気中に存在する揮発性有機化合物(ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン)のことを言います。捕集ポンプで大気を約24時間吸引し、活性炭等の詰まった捕集管に通気して目的成分を吸着させます。その後、捕集管を高温にして目的成分を追い出し、ガスクロマトグラフ質量分析計に導入して測定します。

ばい煙

ばい煙採取風景


 焼却施設等から排出される硫黄酸化物、窒素酸化物、塩化水素やばいじんのことを言います。施設の煙突等から採取し、測定します。

降下ばいじん(デポジットゲージ法)

採取装置と調査項目

 雨等により降下するばいじんを、デポジットゲージ法により回収し、測定します。現在市内10箇所に設置し、約一ヶ月ごとに回収、測定を行っています。

臭気分析

特定悪臭物質

悪臭採取風景


 工場等から発生するメチルメルカプタンや硫化水素等の悪臭物質は、現地で採取し、分析室でガスクロマトグラフ等の分析機器を用いて測定します。

臭気指数

におい袋


 臭いの元となる物質は特定悪臭物質以外にも多数あるため、実際に人間の嗅覚で分析し、臭いの強さを表す方法です。試料を無臭空気で薄めていき、臭いがしなくなるまで薄めたときの希釈倍数から計算します。これを「三点比較式臭袋法」といいます。

水質分析

BOD(生物化学的酸素消費量)

BOD自動測定装置とふらん瓶


 有機物による水の汚さを示す指数です。微生物等が汚れを分解する際、酸素を消費するので酸素の減り具合で汚れの程度を表します。試料をふらん瓶に入れ5日間20℃で培養し、培養前と培養後の酸素濃度の差からBOD値を算出します。

COD(化学的酸素消費量)

COD測定風景


 BODと同様に有機物による水の汚さを示す指数ですが、薬品により分解される汚れの量を酸素の量に換算して表したものです。薬品を用いているので、BODとは異なった値を示します。使用する薬品によりさまざまな方法がありますが、環境分析センターでは過マンガン酸カリウムを用いた酸素消費量を主な方法として用いています。

SS(浮遊物質量)

SSの測定風景とSS用ろ紙


 ろ紙の上に残った物質の量を重さで表します。あらかじめ重さを計ったろ紙に試料を通水し、105℃~110℃で乾燥して重さを計ります。

全窒素・全りん

全りんの発色と分光光度計


 富栄養化の原因となる窒素・りんは、さまざまな化合物の状態で存在しているので、高温高圧で分解してから薬品を加え発色して測定します。

揮発性有機化合物

ヘッドスペースバイアルとオートサンプラー


 水中に存在する揮発性有機化合物(トリクロロエチレン、ジクロロメタン等)は、ヘッドスペース法により対象成分を気体中に取り出してから、ガスクロマトグラフ質量分析計に導入して測定します。

農薬

固相抽出カラムと抽出装置

 農薬は微量でも人体に影響があると考えられるため、非常に低い濃度まで測定する必要があります。試料を特殊な充てん剤が入った固相カラムに通水して農薬成分を捕集し、その後有機溶媒で溶出することで濃縮します。濃縮した試料は高速液体クロマトグラフやガスクロマトグラフ質量分析計に導入して目的成分を測定します。

分析機器

環境分析センターで使用している主な分析機器を紹介します。

ガスクロマトグラフ

ガスクロマトグラフ


 試料中の目的成分を分離し、その結果得られるクロマトグラムを用いて定性、定量します。主に悪臭の測定に使用します。

ガスクロマトグラフ質量分析計

ガスクロマトグラフ質量分析計

 ガスクロマトグラフによって分離し、質量分析装置を検出器に用いています。化学物質が未知である場合や多成分を同時に測定する場合には極めて有効な装置です。pg(ピコグラム=10億分の1グラム)まで検出が可能で、揮発性有機化合物や農薬の測定等に使用します。

ECD(電子捕獲検出器)付きガスクロマトグラフ

ECD(電子捕獲検出器)付きガスクロマトグラフ


 検出器にECDを用いたガスクロマトグラフで、塩素化合物を含む物質を高感度で測定できる装置です。揮発性有機化合物や有機水銀PCB類の測定に使用します。

ICP発光分光分析装置

ICP発光分光分析装置

 高温(約8,000℃)のアルゴンプラズマ中に試料を噴霧して、得られる原子スペクトル線の発光強度から元素の定量を行う装置で、多成分を同時に測定することができます。原子吸光分析装置に比べ分析時間を大幅に短縮でき、より微量な濃度まで検出が可能です。金属の測定に使用します。

イオンクロマトグラフ

イオンクロマトグラフ

 水の中に溶け込んでいる各種イオンをイオン交換樹脂で分離し、電気伝導度検出器を用いて検出します。排水や河川水、雨水等のイオン成分の測定に使用します。

高速液体クロマトグラフ

高速液体クロマトグラフ


 検出器にマルチ波長検出器を用い、時間・波長・吸光度から、定性・定量を行います。主に農薬の測定に使用します。

交通アクセス

交通アクセス

問い合わせ

住所
春日井市気噴町1丁目1番地
電話番号
0568-51-6110

このページに関するお問い合わせ先

環境部環境保全課 電話:0568-51-6110
メールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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