高蔵寺ニュータウンに住むということ
UR賃貸住宅に住んでいる学生に聞きました
高蔵寺ニュータウンにはUR(独立行政法人都市再生機構)が管理するたくさんの賃貸住宅、分譲集合住宅が広がっています。どの建物も日当たりが確保され、敷地内には遊歩道や公園が整備されています。
現在、中部大学に通う17人の学生がUR賃貸住宅に住み、地域の人々と交流しながら生活しています。今の暮らしぶりを聞きました。
地域で助け合える 温かいまち
川田剛大さん、竹下皓基さん、川原由雨さん(2年生)
1年生の終わりに、高蔵寺ニュータウンに引っ越してきました。雨や雪の日は通学手段が限られ大変だと感じましたが、買い物も近くで済ませることができて便利ですし、周りの人も優しく受け入れてくれて、とても住みやすいです。
また、ボランティアとして、地域のさまざまなイベントの準備や運営、片付けの手伝いをしています。力仕事など若い人にしかできないこともあって、地域の人と助け合いながら交流できるのは楽しい時間です。近所で声を掛け合ったりできる関係ができているのも、こういった活動がある地域の魅力だと思います。
タウンハウスに住んでいる方に聞きました
ニュータウンといえば、団地というイメージを持たれがちですが、戸建て住宅やタウンハウスも整備されていて、閑静で緑豊かな環境が広がっています。
良好な住環境を求めて、石尾台のタウンハウスに移住した家族を訪ねました。
このまちの魅力を知ってもらえれば
奥村俊彦さん、潤子さん
妊娠を機に、空気のきれいな場所を求めて、団地を借りました。体調維持のため周りを散歩していると、タウン石尾台の街並みがとても魅力的で、空き家を探しこの家を見つけました。建物の状態は良く、夫のピアノ教室のために防音設備を施した以外は、壁紙やサッシなどの改修で済みました。
かつて植えられた植栽帯は大きく育ち、周りには自然が残っていて、治安も良く、とても静かで、子どもを育てるのにとても良い場所だと思っています。子育て世帯があまり来ない原因は、この環境の良さを知らないことや中古住宅を購入することへの不安があるのかもしれません。まずは、この地域を知ってもらい、住みやすさを感じてもらえるといいのではないでしょうか。
4者連携による居住促進
市では、OKB大垣共立銀行、春日井商工会議所、URと連携して居住・移住促進策を始めました。新たな居住者を呼び込んで、さまざまな世代が住む環境づくりを目指していきます。詳しくは、市ホームページを見てください。
近居割WIDE UR
高蔵寺ニュータウン内の戸建住宅などに住んでいる人の親族がUR賃貸住宅に引っ越してくる場合の賃料が、5年間5%(所得により20%まで)割引となる制度です。
空き家バンク 春日井商工会議所
ホームページに空き家情報を掲載し、利用希望者に空き家を紹介して売買などを手伝います。単なる空き家物件の情報掲載サイトではなく、物件にあったリノベーション案を提案します。
地域限定住宅ローン OKB大垣共立銀行
新築、中古住宅に関係なく住宅購入の際の資金面におけるサポートとして、ニュータウン地区限定の「低金利住宅ローン商品」などの取り扱いをしています。