のぞいてみよう これからの高蔵寺ニュータウン

ページID 1010878 更新日 平成29年12月12日

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のぞいてみよう これからの高蔵寺ニュータウン

高蔵寺ニュータウンは、入居開始から50年近い年月が経ち、成熟した資産を形成する一方、人口の減少傾向と少子高齢化が進んでいることから、将来的には地域活力の低下が懸念されています。市では、いつまでも安心して快適に住むことができるまちであり続けるために、「高蔵寺リ・ニュータウン計画」を策定することとし、創生に向けたまちづくりに取り組み始めています。今回の特集では、既に実施している事業を紹介しながら、市民レポーターと共にニュータウンの魅力を紹介します。

ニュータウンの創生に向けて

航空写真

 高蔵寺ニュータウンは、日本で最も早い時期に計画的に整備された三大ニュータウンに数えられる大規模住宅地で、市の東部に位置し、その面積は市の7.6%、人口も4万5217人で市全体の14.6%を占めています(※1)。人口は、ピークだった平成7年の5万2000人超から減少傾向となり、初期の入居者が一斉に高齢化したことなどから、高齢化率(※2)は平成20年から市平均を上回り、年少人口率(※3)は平成12年から市平均を下回り、少子高齢化が進んでいます。
 一体的に整備された住宅地に生じる課題にいち早く直面しつつある高蔵寺ニュータウン。市街化区域の76.8%を土地区画整理事業により整備し、良好な住宅都市を形成してきた春日井市がこの課題に取り組むことは、地域活力の維持・向上とともに、その成果を市内の他の地域へ広げることにもつながることから、昨年4月、市はニュータウン創生課を立ち上げました。
(※1) 平成27年4月1日現在 (※2) 65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合 (※3) 0~14歳の年少人口が総人口に占める割合

ニュータウンってどんなまち?

 高蔵寺ニュータウンは、さまざまな魅力があふれるまちです。中心部に商業施設を集約したワンセンター方式が特徴で、その周囲の各地区に住宅街が広がっています。緑豊かな幅の広い道路や公園なども充実。さまざまな祭りやイベントが開催され、地域での活動も盛んです。

魅力

市民レポーター

家族

小川さん家族(藤山台在住)
夫婦と4歳・2歳の子どもの4人家族

小川高史さん 会社員。生まれも育ちもニュータウン
  美早さん 美容業。結婚をしてニュータウンへ

高史さん 生まれてからずっと住んでいてまちに愛着を持っています。静かで住むには良い環境だと思っています。

美早さん 近所の人との交流が多くて居心地が良いです。家の近くに東部子育てセンター、幼稚園、小学校、買い物施設や郵便局などがそろっていて便利です。

買い物に不便を感じている人の力に 移動スーパーマーケット道風くん

美早さん よく利用しています。販売車から流れる音楽は子どもたちに大人気で、口ずさみながら買い物に行きます。遠くまで行かなくても済むので、子どもにおつかいを頼むことも。子どもの買い物の勉強にもなって助かっています。高齢者だけでなく子育て中のママにも優しい事業だと思っています。

  市観光コンベンション協会が市内に本社のあるスーパーマーケットなどと業務提携し、自動車やバスなどの交通手段を利用できないなど、日常の買い物の不便を解消することを目的に昨年4月から実施。移動販売車が巡回し、200から300種類の商品を買うことができます。

移動販売車

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