文化やスポーツで人・夢創り

ページID 1010933 更新日 平成29年12月12日

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春日井市の魅力を発信し、さまざまな活動を通して市民の皆さんに夢や希望を与えるかすがい「人・夢創り」文化スポーツ大使の引継式を3月19日(木曜日)に行いました。そこで今回は、文化やスポーツを通して子どもたちの人づくり、夢づくりを応援する市の取り組みを紹介します。

文化スポーツ大使 室田伊緒さんから井原慶子さんへ

インタビュー

今回、2代目の大使で将棋の女流棋士室田伊緒さんから、レーシングドライバーの井原慶子さんに引き継がれました。新旧2人の大使と市長の3人が、春日井市への想い、これからの抱負などを語り合いました。

大使を務めた3年間の思い出

室田さん


室田さん
:一番印象に残っているのは、春日井まつりに毎年参加させていただいたことです。以前は市民として、まつりを外から楽しんでいましたが、大使として参加することで、市と市民が協力し合って成り立っていたということを実感しました。マラソン大会のスターターを務めたことや、将棋フェスティバルでの活動も貴重な体験でした。

プロフィール
将棋の女流棋士。第36回女流アマ名人戦で優勝。平成17年にプロ入りし、現在女流二段として活躍中。春日井市出身。

大使としてこれからの抱負

井原さん

井原さん:日本は、車を使ったイベントや文化活動が根付いていないと感じていますので、春日井から発信できたらと思います。昨年、春日井広報大使としてイベントに参加し交通安全をPRした結果、以前に比べて自動車の運転マナーが良くなったという声を聞きました。安全を呼び掛けることで、人の意識が変わり、それが文化となり、まちの安全につながることを実感しました。この意識が春日井から日本へ、日本から世界へ広がっていけばと思っています。

プロフィール
元レースクイーンで唯一の女性ドライバーとして世界耐久選手権(WEC)などに参戦。平成26年、自動車レースの世界最高峰ル・マン24時間レースで、日本人女性初の完走を果たしただけでなく、日本人最高位の総合14位、クラス9位入賞。現在、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科准教授も務めている。


市長

市長:室田さんは、春日井まつりのサポートや一昨年の市制70周年のイベントとして開催した将棋フェスティバルに参加していただくなど、さまざまな場で活躍してくださいました。改めて、3年間ありがとうございました。
井原さんは、昨年、ル・マン24時間レースでの入賞をはじめ輝かしい成績を残されました。また、春日井広報大使として、春日井ナンバーの啓発活動にもご協力をいただきました。今後は、持ち前の明るさとバイタリティで、文化スポーツ大使としてもご活躍いただきたいと思います。

春日井市への想い

室田さん2


室田さん
:現在大阪に住んでいますが、月に1度は春日井に帰ってきています。生まれ育ったまちでもあるので、やっぱりほっとします。帰る度に、春日井の雰囲気はあたたかいなと感じます。
 


井原さん
:春日井は私の運命を変えたまちです。交通の便が良い上に、自然も近くにあるバランスのとれた環境に引かれて、春日井に住むことを決めました。引っ越して、環境の良さに加え、地元の皆さんと出会い、そして応援してくださったことは、レースへ出場し、勝ちたいという意欲を高めてくれました。特に昨年は、いつも支えてくださる地元の皆さんに囲まれてレースに臨むことができたこともあって、これまで以上の成績を残すことができました。

子どもたちへメッセージ

井原さん2

室田さん:将棋の世界でいえば、今年の4月から、女流棋士が愛知県から1人増えます。身近にトップクラスの選手がいることは刺激になると思うので、棋士を目指してくれる子が増えることを願っています。そして、将棋に限らず、何にでも興味を持って自分の楽しめることを見つけていってくれたらうれしいです。
井原さん:やってみたいこと、目標が頭に思い浮かんだら、ぜひチャレンジしてください。時間がかかったとしても必ず自分の願いは叶うので、簡単に諦めないという気持ちを持ち続けてほしいと思います。

市長:自分なりの夢を持って、努力し続けることは大切だということですね。お二人は、まさに「人・夢創り」のお手本です。子どもたちがその活躍される姿を見て、夢を抱き、挑戦することで健やかに成長し、市の文化・スポーツの発展につながることを望んでいます。

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文化スポーツ部 文化・生涯学習課

電話:0568-85-6079
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