春日井で育った私たち、ハタチの思い
二十歳になると、自分一人でできることも増え、「大人」の仲間入りを果たします。1月8日に成人式が行われ、春日井では3332人の皆さんが新成人となります。今回は大人になる第一歩を歩き始める皆さんに、今までとこれからの思いを聞きました。
ワールドカップ出場を目指して
スポーツを頑張る新成人 児野楓香さん
私は背が低く、何か特徴がある選手ではないですが、「ゴールに向かう気持ち」だけは誰にも負けないという思いで試合に臨んでいます。U-17女子ワールドカップでは大会前にけがをしてしまいましたが、病院の先生や周りの支えのおかげで出場することができ、決勝戦ではチームを優勝に導くゴールを決めることができました。
春日井に帰った時は、中学時代に指導を受けた男子サッカーチームの監督に会いに行き、男子と一緒にサッカーをしています。今後は、代表に選ばれワールドカップに出場することが目標。現役を終えたら、自分の経験を生かして世界に羽ばたくサッカー選手を育てる職に携わりたいです。
プロフィール
8歳からサッカーを始め、16歳の時にU-17女子ワールドカップで優勝、高校3年生の時に全日本高等学校女子サッカー選手権大会で全国優勝。現在は「日体大FIELDS横浜」に所属し、なでしこリーグに出場中。岩成台中学校出身。
人の役に立つような物やアイデアを作り出したい
文化を頑張る新成人 北川智暉さん
書道は1人で書くのが基本ですが、春日井まつりで出場した「Kasugai ザ 道風」の作品は、部員みんなで作り上げるもの。筆だけでなく、さまざまな道具を使って大きな紙に書くのは初めての経験で、とても楽しかったです。今後は、中日展や毎日展で賞を取れるよう頑張りたいです。
今まで親には言うことを聞かなくて迷惑を掛けましたが、20年間育ててくれてありがとうと伝えたいです。二十歳になったので、人に頼られるような大人になりたいと思います。小さい頃から何かを作るのが好きで、現在はロボット理工学科に在籍しています。将来はロボットなど人の役に立つ物をゼロから作り出していけるような人になりたいです。
プロフィール
小学3年生から書道を始め、伊勢神宮奉納書道展や高野山競書大会などで入賞。現在は中部大学書道部に所属し、春日井まつりの「Kasugai ザ 道風」にも出場。