「水害」について考える
なぜ「総合治水」が必要なのか
まちの都市化が進むと、本来、田畑などがため込むはずの雨水はそのまま川に流れ込んでしまうため、一気に川の水量が増え、浸水・洪水被害が起きる危険性が高くなります。まちを水害から守るためには、川幅を広げるなどの河川改修に加え、ため池の役割を果たす雨水調整池の整備など、まちの開発を一体として考える「総合治水」が必要なのです。
市では、勝川駅南公園や地蔵ヶ池公園の雨水調整池の工事を進めるなど、総合治水を行っています。

大量の雨水が一気に川へ流れ込むことを防ぎます。
家庭でできる「総合治水」
購入できます。
「総合治水」といっても、決して大規模なものだけではありません。例えば、家に設置できる「雨水タンク」。雨どいを通じて雨水を集めるもので、急激に雨が河川や排水路に流れることを防ぐ、まさに「総合治水」です。たまった雨水は打ち水などに利用できます。
また、豪雨時に風呂水などの排水を控えることも同じく河川などへの流水量を防ぐため、「総合治水」の取り組みの一つとなります。
家庭でできる「総合治水」。あなたも始めてみませんか。
市では、雨水タンクをはじめとした雨水貯留浸透施設を設置する人に、費用の一部を助成しています。詳しくは、河川排水課に問い合わせてください。
見て、触れて、体験して。高める「防災力」
水防訓練
とき 6月3日(日曜日)午前9時から
場所 不二小学校
内容 水防工法訓練、避難訓練、避難所設営訓練など