健康って、最高!
毎日を楽しく過ごすためには、健康であることが必要不可欠です。今回の特集では、日々の生活を健やかに送るために、簡単に取り組むことができる健康づくりのポイントや、市民の健康づくりに関わる人たちを紹介します。
9月は「健康増進普及月間」・9月の第1日曜日は「春日井市健康の日」です
9月は、厚生労働省が定めた「健康増進普及月間」です。「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~」を標語として、生活習慣の改善についての理解を深める取り組みを進め、「健康寿命」の延伸を図っています。
また、市では9月の第1日曜日を「健康の日」と定め、毎年この日に「健康救急フェスティバル」を開催し、健康づくりへの意識を高めてもらう機会としています。
皆さんもこの機会に、自分や家族の健康について考えてみましょう。
「健康寿命」を延ばそう!

「健康寿命」とは、「健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。長生きだけではなく、生涯にわたって元気で健康に毎日を楽しく過ごすためには、この「健康寿命」を長くすることが必要です。
(注)市の健康寿命の算定方法は、介護保険の要介護度の要介護度2~5までを要介護な状態とした算定プログラムに基づき算出。
生活習慣の乱れが引き起こす恐ろしい「生活習慣病」

生活習慣病は、運動不足や偏った食生活、ストレスの積み重ねなどが原因となって発症する悪性新生物(がん)や心疾患、脳血管疾患といったさまざまな病気を指します。生活習慣病は自覚症状がないまま進行し、気付いた時には取り返しのつかない深刻な結果を招いてしまうことがあります。
当市でも死因の多くを生活習慣病が占めており、発症する前の予防がとても大切です。
(注)数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても100%になりません。
キーワードは“運動と食事”
生活習慣病を予防するには、運動習慣の定着や食生活の改善など、健康的な生活習慣を身に付けることが必要です。
こんな生活を送っていませんか?
■ エスカレーター・エレベーターをよく利用する
■ 休日は運動しないで家でゴロゴロしている
■ 車での移動が多い
■ 朝食を食べない
■ 食事は外食ばかり
健康的に過ごすためには…
小さなことから始めて、それを続けていくことが大切です!
市保健師・堺 恵里奈
生活習慣病は、生活習慣を見直すことで発症を防いだり、進行を遅らせたりすることができます。とはいえ、長年続けた習慣を変えるのは本当に難しいですよね。家から10分以内の場所には歩いて行く、いつもの食事に野菜を1品取り入れるなど、「これくらいならできるかな、できそうかな」という小さなことから始めて、それをコツコツ積み重ねていくことが大切です。