大切な命を守るために
これからも、地域の基幹病院として、職員一丸となって、多くの患者さんの命を守っていきたいと思います。
市民病院 院長 成瀬友彦
24時間体制で日々救急を受診する多くの患者の命と向き合っている市民病院。今回の特集では、救命救急の現場で働く医療従事者の声や現場の様子を紹介するとともに、住み慣れた地域で適切な医療機関を受診するために大切なことを紹介します。
救急搬送される全ての患者の受け入れを目指して
市民病院では、春日井をはじめ近隣の市町村など広範囲の消防機関からの救急搬送や、他の医療機関からの転院など、軽症患者から重篤患者まで多くの救急患者を受け入れています。
特に救急車で運ばれてくる患者の受け入れ件数は、全国292か所にある救命救急センターの中でも、非常に多くなっています。また、救急車の応需率(※)も年間を通じて約98%を維持し、全国の救急を標榜している医療機関における昨年の応需率と比較して高い数値となっています。
※救急車の受け入れ要請に対し、受け入れた患者数の割合