【尾張地区初】小児アレルギーセンター

食べ物やほこりなどが原因となるアレルギーは、生後早くから治療を始めることが重要です。アレルギー疾患全般に対し、より充実した治療を行うため、尾張地区では初の小児アレルギーセンターを設置しました。
栄養指導室、エピペン®指導室、アレルギー負荷試験室のほか、キッズスペースを一つのフロアに完備し、子どもと保護者が安全に安心して受診していただくことができます。
より充実した治療を提供します

治療に必要な機能が一つのフロアに集約され、栄養指導やスキンケアなどがより細かく丁寧に行えるようになりました。
血液検査だけで食物アレルギーと判断されて除去を継続していた患者さんも、食物経口負荷試験を行うことで、食物アレルギーの有無を正確に検査でき、正しい診断に基づき、食べられる食物を増やすことができます。
小児アレルギーセンター 主任部長 小林 貴江
子どものアレルギー疾患は年々増加傾向にあります。食物アレルギーの患者さんも年々増え、命を脅かすアナフィラキシー反応を起こす子どもの割合も増えています。アレルギー体質の子どもが成長とともにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を次々と発症する「アレルギーマーチ」を防ぐためにも、生後早くからの治療が大切になります。診療には、管理栄養士などの医療チームが関わり、子どもと保護者が安心して日常生活を送れるよう全力でサポートします。