「住み続けたいまち」春日井に

ページID 1010951 更新日 平成29年12月12日

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都市計画審議会会長・中部大学工学部教授 磯部友彦

春日井市ではなぜ盛んに区画整理が行われてきたのか、そもそも、何のために区画整理を行うのか。中部大学工学部の磯部友彦教授に伺いました。

春日井市の区画整理

愛知県は、もともと区画整理に理解のある土地柄です。春日井の区画整理施行率が全国でも有数なのはなぜかと推測すると、歴史的にさかのぼれば、古代の条里制(※)や近世の新田開発などが積極的に実施されており、計画的地域開発の恩恵を受けてきたこともあるのではないでしょうか。
もうひとつは、高蔵寺ニュータウンの大規模な整備。ニュータウンの完成によって、協力してみんなで取り組めば、よいまちができるという意識が高まったと思います。
春日井市では、市による施行のものだけでなく、組合、県、公団の4種類によって区画整理が施行されているという点も特徴的です。

※古代から中世にかけて行われた、水田を同じ大きさの区画にそろえて管理する制度

「住みよいまち」をつくることが大切

高度成長期に行われていた区画整理は、土地の値段が上がり利益が出る、という面ばかりが注目されていたように思います。区画整理の本来の目的は「公共施設の整備改善と宅地の利用の増進」です。大切なのは利益の有無だけではなく、道路や公園ができ、生活環境が良くなっていくこと、いつまでも住み続けることのできるまちになることです。これからの区画整理には、そういった点に特に期待をしてほしいと思います。

区画整理のメリット

  • 宅地を使いやすい形に、また全てが道路に面するように整備します
  • 生活道路と幹線道路を区別して造り、安心して歩くことのできるまちにします
  • 道路が整備されれば、その地下に水道や下水道、ガス管などのインフラ整備も一体的に行うことができます
  • 防災の面でも、緊急車両の通れる道路ができることはもちろんのこと、公園を整備し、遊びや憩いの場としてだけでなく、災害のときなどは避難場所としても活用されます

区画整理の仕組み

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