令和3年度第1回春日井市文化振興審議会議事要旨

ページID 1027013 更新日 令和3年12月28日

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1 開催日時

令和3年7月6日(火曜日)午後1時30分から

2 開催場所

文化フォーラム春日井・2階会議室

3 出席者

[会長]
名古屋芸術大学学長 竹本 義明
[副会長]
春日井市美術協会会長 中村 立強

[委員]

春日井市文化財保護審議会会長 長縄 秀孝
春日井市文化協会会長 山本 博
春日井市民音楽連盟副会長 保田井 善圀
中日新聞春日井支局長 井上 喜博
春日井商工会議所常務理事 山田 眞平
公募委員 可徳 亮介
公募委員 白木 智久

[事務局]

文化スポーツ部長 上田 敦
文化・生涯学習課長 内藤 純子
文化・生涯学習課長補佐 伊藤 英彦
文化・生涯学習課文化振興担当主査 横谷 朋子
文化・生涯学習課文化振興担当主事 山村 一貴

[傍聴者]

0名

4 諮問

第2次かすがい市民文化振興プランについて、中間見直し年次に到達すること及び社会情勢や環境が変化していることを考慮し、見直しすることしたため、春日井市文化振興審議会の意見を求めると市長から諮問した。【文化スポーツ部長代読】

5 議題

  1. 第2次かすがい市民文化振興プラン中間見直しに係る市民アンケート調査について
  2. その他

6 会議資料

7 議事内容

(1) 議題(1) 第2次かすがい市民文化振興プラン中間見直しに係る市民アンケート調査について
 資料1及び2に沿って、第2次かすがい市民文化振興プラン中間見直しに係る市民アンケート調査について文化・生涯学習課文化振興担当主査が説明し、会長が意見等を求めた。
 主な意見等については、次のとおり。
 
【井上委員】
 前回(令和3年3月9日開催)の審議会で、新型コロナウイルス感染症の影響で各種の文化事業が中止になっている状況下で、アンケート調査を実施すべきか、1年間延期すべきか議論があったと思うが、アンケート調査は令和3年度に実施するのか。
【文化・生涯学習課長】
 市が実施予定の他の市民アンケートの実施予定も確認したが、他のアンケート調査も計画どおり実施するとのことであった。文化振興に関するアンケートについても、市民の活動や社会情勢を把握するため、計画どおり令和3年度に実施していきたい。
【井上委員】
 アンケート調査の項目に「オンラインで鑑賞」とあったが、オンラインの定義がよく分からない。例えば、オンラインでの映画鑑賞とはどういったものか。有料動画配信サービスでの映画鑑賞や、ソフトをレンタルして映画を鑑賞した場合は含まれるのか。
【文化・生涯学習課長】
 「オンライン」の定義についても、審議会で話し合いをしていただければと思う。
【井上委員】
 オンラインでの展覧会やコンサートといった記載があったが、身近に行われているのか。具体的にイメージすることが難しい。
【文化・生涯学習課長】
 道風展では、VR展という形で、インターネット上での公開を行っている。
 【文化・生涯学習課文化振興担当主査】
 道風展以外でも、市民美術展覧会は、VR展という形で、事務局を務める文化財団のホームページ経由で鑑賞いただける機会を提供していた。コンサートでは、「昼コン・夜コン」が中止になってしまったため、出演者に映像を作成していただき、文化財団のホームページで公開していた。また、演劇や生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会などでも、ホームページ上での映像公開を行っており、そういったメニューをオンライン鑑賞の対象として想定している。
【井上委員】
 映画については、どこまでをオンライン鑑賞とするのか。有料動画配信サイトで見たい映画が見つけられない場合、レンタルソフトを利用する場合があるので、そこは区分しなくても良いのではないか。
【竹本会長】
 今、二つの問題提起があったが、まずアンケート調査の実施時期については、市長からの諮問があったので、予定どおり令和3年度の実施で進めていきたい。
 もう1点、オンラインの定義については、基本的には事務局から説明があったが、それ以外にも様々なコンテンツが提供されている。必要であれば、ただし書きを付ければ良いのではないか。
【長縄委員】
 オンラインでの鑑賞については、例えば7月4日開催の春日井市交響楽団の定期演奏会に行きたかったが、感染症対策で関係者のみになってしまった。オンライン配信もしていたようだが、やり方がよく分からず鑑賞できなかった。また、5月に開催予定であった内津文化財祭は、オンライン開催ということで、パソコンから観ることができ、広報大使の方も出演され内容も充実していて大変良かった。
  動画配信もオンライン鑑賞に含めて回答すれば良いのか。
 【文化・生涯学習課課長補佐】
 オンライン鑑賞については、全国的に活動するアーティストが有料で配信コンサートを実施しており、そういったものもある。映画については、個々でオンライン鑑賞の捉え方が異なる部分があると思われるので、アンケートに回答する個々人が「オンライン」と認識しているかものを回答いただければ良いと考える。
【保田井委員】
 年代によってオンラインの受け取り方が異なるのが実情ではないか。アンケートを集計する際に、認識が異なると問題が生じる可能性もあるようにも思う。ただ、このアンケートを行う目的としては、市民がオンライン鑑賞という新しい手段に関心があるかどうか、あるいは現時点で実績があるかどうかを調べるものではないか。テレビ等は既存のもので、今までの生活にあるものなので、今回のアンケート調査では新しい手段に対するニーズをくみ取れば良いのではないか。
 また、オンライン鑑賞ではないが、春日井市のケーブルテレビ局は市民の文化活動に理解があり、鑑賞機会の提供として大変ありがたい存在である。今後もケーブルテレビがより活用できると、市民の文化活動にとって大変有益だと思う。
【白木委員】
 年代によって言葉の認識が異なるのではないか。「オンライン」で分かりにくいのならば、ネットという表現にしてはどうか。既存のレンタルソフトやテレビなど、インターネットで鑑賞するもの以外は除けば良いのではないか。将来性を探るためにも、オンライン鑑賞については、インターネット鑑賞に限定すれば良いのではないか。
【竹本会長】
 舞台芸術に関わっている立場で現状を見ると、感染症に対して様々な検証が進み、舞台上の制約は緩和されてきたが、客席の制限は続いており、例えば定員の1/2にするとか、無観客で行うなどという流れがある。その場合、無観客又は定員を大幅に制限して、その他の方には無料ではなく有料で、同時中継なり、一定期間を区切った配信がされている。音楽CDとかDVDなどではなく、そういったものがオンラインでの鑑賞にあたるのではないか。
 また、美術館や博物館では、人数を制限して開館している施設もあるが、ホームページ上で、実際に館内を探検するような形で配信がされている展覧会もある。
 美術館などは人数を制限して、十分な感染対策すれば、東京国立博物館で開催された「鳥獣戯画展」のように対応可能のようにも思うが、音楽会などはその瞬間でしか鑑賞できないので、オンライン配信が有効なのではないか。
【可徳委員】
 アンケートの「1 文化芸術の鑑賞について」だが、問1の「鑑賞した」にあたるのは、春日井市内で行動に限っているのか、全国的なもので考えれば良いのか。
【文化・生涯学習課長】
  市内に限らず、鑑賞したか鑑賞しなかったかで、回答いただきたい。
【可徳委員】
 その流れでいくと、問8の必要な情報はどこで得るかの選択肢が、市内のものに限られているようで、回答する人に誤解を与えるのではないか。
【文化・生涯学習課長】
 問8の選択肢については、春日井市内の情報に限られることのないよう、再度検討する。
【長縄委員】
 アンケート案を全体で見ると、コロナ渦の状況も踏まえられている設問があり、良いのではないか。問19の認知度を問う設問なども分かりやすく、回答者にとっても非常に答えやすいのではないか。
【可徳委員】
 問19について、対象が明確化されている点は分かりやすいと思うが、選択肢が4段階に分かれており、分かりにくいのではないか。「知っている」を3段階に分けているのが、回答者にとって回答しにくく悩むのではないか。事務局として、「知っている」を3段階に分けた意図はどこにあるのか。
【文化・生涯学習課長】
 事務局内でも、「知っている」を3段階に分けることについては議論があった。審議会で審議いただき、選択肢を3段階とするか4段階とするか、アンケートに回答する方に分かりやすい形になれば良いと思う。
【白木委員】
 選択肢が4段階でも良いと思うが、文言がもう少し練られると良いのではないか。
【保田井委員】
 項目が19あげられているが、文化財団ではその他にも取組みがあると思うが、いかがか。
【文化・生涯学習課文化振興担当主査】
 項目は、市が文化施策の柱として考えている「書のまち春日井」に関するもの、文化財団の取組み、文化財に関するものを取り上げている。特定の分野に偏ることがないように候補を上げている。
【可徳委員】
 書に関する事項が5つあり、小野道風と道風くんなど重複しているのではないか。
【文化・生涯学習課文化振興担当主査】
 若年層は道風くんに対する認知が高いが、なぜ道風くんというキャラクターがあるのか、平安時代の小野道風の誕生伝説に由来しているということを知らない方もあるのではないかと想定して、小野道風と道風くんを取り上げている。
【可徳委員】
 書や小野道風に関する事項が5つもあり、偏りがあるのではないか。
【文化・生涯学習課長】
 「書のまち春日井」は文化施策の大きな柱であり、市民にどれくらい認知されているのか知りたい事柄であるので、書に関して数多く取り上げている。
【保田井委員】
 質問項目数を調整したいのであれば、文化財団は力を入れて活動していると思うので、文化財団で取り上げたいと考えてる事項などを追加してはどうか。
【山本委員】
 アンケートの全体について見てみると、前回の審議会の委員の意見も反映されていて良いのではないかと思う。
 先ほど話題にあがったオンラインについて、どう結論づけるのか。
【文化・生涯学習課長】
 オンライン鑑賞については、回答者が答えやすいように、注意書きをするなりしていきたいと考えている。
【井上委員】
 問13を読んでいて感じたのだが、市が市民に対して文化財や郷土芸能に対する意識を醸成させるような取組みをしているという認識があまりなかった。
 また、問19について、もっと取り上げるべき項目はないのか。偉人が小野道風だけで寂しいのではないか。
【山本委員】
 春日井市に関係する偉人は小野道風以外にいるが、文化面で取り上げるとすると、小野道風にまず1番に想定されると思う。
【井上委員】
 小野道風しか取り上げられる人物がいないのは大変寂しいと思う。文化の面で、春日井は遅れているのではないかと感じた。
【保田井委員】
 春日井で取り上げる人物がいないというのは大変寂しいという意見も分かるが、だからこそ、これから新しい春日井の文化を作っていこうということだと思う。これまで活動してきた自分たちにも責任があると感じる。文化の面で春日井をアップしていこう、もっと住みたくなる春日井にしていこうとしたときに、文化の振興が必要だということで、プランを作ったり審議会を開催したりしているのだと思う。
 文化振興に関係していくと、歴史のある周辺の犬山や小牧、名古屋市などは様々な材料が多くうらやましく思う部分もあり、春日井は歴史的な遺産が乏しい面もあるが、だからこそこれから創生していかなければならないのだと思う。そして、あるものをもっと掘り起こし、活用していく必要があるのだと思う。そのあたり、現実を真摯に受け止めて考えていかなければならないと思う。
【竹本会長】
 これまでの意見をまとめていくと、前回の審議会の意見を反映されており、今回提示されたアンケートの案は全体としては、良くまとまっているが、文言の整理などが必要だということだった。
【山田委員】
 文化の面で考えていくと、最近サボテンが取り上げられていると感じる。市民の意識調査を行うならば、サボテンについても取り上げてはいかがか。
【文化・生涯学習課長】
 今年度は春日井市の総合計画に関するアンケートがあり、そこでサボテンに対する愛着について問う項目があるので、今回の文化及び生涯学習に関するアンケートでは、サボテンに関する質問は入れていない。
【山田委員】
 市の総合計画に関するアンケートと重複する質問はしないということか。単にサボテンへの愛着を問うのではなく、サボテンを文化と捉えて考えた方が良いのではないか。
【文化・生涯学習課長】
 サボテンについてどのように問う質問があれば、良いとお考えか。
【山田委員】
 認知度を問うことで、今後のサボテン文化の振興について、方向性を考えられるような質問があると良いと思う。
【竹本会長】
 行政の縦割りの弊害もあるかと思うが、総合計画があって、生涯学習計画があって、文化振興の計画がある。市町村によって、生涯学習に関する計画と文化芸術に関する計画の強弱がある。県内だと武豊町や長久手市など、芸術に力を入れている自治体は、生涯学習よりも文化芸術の芸術の動きが強い。春日井市は、文化・生涯学習課があって、公民館などが市民にどう接していくかが重視されていて、歴史文化の部分が抜けているようにも感じる。行政のあり方と、文化、生涯学習のバランスは非常に密接な関りがあって、今後の春日井はどのように取り組んでいくべきなのか。今の春日井はそれなりにバランスが取れているのではないか。将来的な問題として時間が解決していく部分もあるのではないか。
  アンケートの調査票については、本日の意見を基に事務局で修正して欲しい。
【文化・生涯学習課長】
 本日の議論を基に、修正したアンケート(案)を次回審議会に再度提示する。
 
(2) 議題(2) その他
【竹本会長】
 その他、委員からの意見はないか。その他、事務局から何かないか。
【文化・生涯学習課長】
 特にありません。
 
 上記のとおり、春日井市文化振興審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び委員が署名する。

令和3年8月10日

           春日井市文化振興審議会 会長 竹本 義明

           春日井市文化振興審議会 委員 長縄 秀孝

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