高蔵寺町地内で判明した地下水汚染について

ページID 1025255 更新日 令和3年8月6日

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 春日井市が令和3年度地下水測定計画に基づき実施した地下水調査において、高蔵寺町地内にて地下水の環境基準を超過する砒素及びふっ素が検出されました。(7月3日掲載)

 市は次のとおり、汚染井戸周辺地区調査を実施しました。汚染が確認された項目は自然界にも存在する物質でもあり、汚染原因の特定には至りませんでした。

  • 周辺井戸での地下水水質調査では、地下水汚染の広がりは確認されませんでした。
  • 周辺事業所で、ひ素及びその化合物・ふっ素及びその化合物の不適切な取扱いは確認されませんでした。

 市は、今後も発端井戸等での地下水水質調査を継続していきます。

1 調査地点

春日井市高蔵寺町地内

2 調査実施年月日

令和3年5月26日

3 地下水の調査結果

調査結果

環境基準項目

測定結果

基準値

単位

砒素

0.022

0.01

mg/L

ふっ素

1.2

0.8

mg/L

 なお、環境基準28項目を測定し、砒素及びふっ素以外は環境基準に適合していました。

地下水の環境基準

 環境基本法第16条第1項に基づき定められた、人の健康を保護する上で維持することが望ましい地下水の水質汚濁に係る基準であり、カドミウム始め28項目について定められています。

4 汚染井戸周辺地区調査の結果について

(1) 周辺井戸による地下水水質調査結果

 地下水汚染の判明した発端井戸の周辺に所在し、所有者の協力を得られた1か所の井戸において、砒素及びふっ素の地下水水質調査を実施しました。結果は、調査項目において基準値を下回っており、地下水汚染の広がりは確認されませんでした。

1 採取日 令和3年7月14日

2 調査結果

周辺井戸地下水水質調査結果(単位:mg/L )
調査項目(環境基準値)

砒素(0.01)

ふっ素(0.8)
周辺井戸1

<0.005

<0.08

(2) 周辺事業所での砒素及びふっ素の取り扱い

 市は、周辺事業所での調査等を行ったところ、ひ素及びその化合物、ふっ素及びその化合物の不適切な取扱いは確認されませんでした。

5 環境影響について

砒素

 急性の中毒症状としては、めまい、頭痛、四肢の脱力、全身疼痛、麻痺、呼吸困難、角化や色素沈着などの皮膚への影響、下痢を伴う胃腸障害、腎障害、末梢神経障害が報告されており、砒素化合物の致死量は体重1kgあたり砒素として1.5~500mgと考えられています。慢性の中毒症状としては、砒素に汚染された井戸水を飲んだことによって、皮膚の角質化や色素沈着、末梢性神経症、皮膚がん、末梢循環器不全などが報告されています。(出典:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)

ふっ素及びその化合物

 ふっ素を継続的に飲み水によって体内に取り込むと、0.9~1.2mg/L の濃度で12~46%の人に軽度の斑状歯が発生することが報告されており、最近のいくつかの研究では、1.4mg/L以上で、骨へのふっ素沈着の発生率や骨折リスクが増加するとされています。なお、厚生労働省では、過剰摂取による健康被害の防止の観点から、栄養補助食品として用いるふっ素の上限摂取量を1日4mg以下としています。(参考:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)

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