麻しんの感染拡大防止について
麻しん感染拡大防止について
平成26年の全国における麻しん患者数について、平成26年4月9日時点(253例)で昨年1年間の患者数(232例)を上回っています。愛知県における患者数は、平成25年5月8日時点で29例となっています。
麻しんは、空気感染、飛沫感染、接触感染により感染し、感染症の中でも感染力が非常に強く、感染の拡大が危惧されます。
麻しんウイルスが体内に侵入すると、10~12日の潜伏期間の後、38度台の発熱、せき、鼻水などの症状が4、5日続き、口の中に「コプリック斑」と呼ばれる白いぶつぶつ(数日で消滅)が見つかると、「麻しん」と診断されます。一時的に熱は下がりますが、首筋や顔に発疹が出始め、熱は再び40度ぐらいの高熱となります。発疹は、胸、腹、背中、手足へと広がります。
長い間高熱が出続けることとなるため、体力はかなり消耗し、入院を要することもまれではありません。
感染拡大を防ぐためにも次の事に心掛けてください。
- 人ごみに出かける場合は、マスクを着用する。
- 帰宅時は、必ず手洗い、うがいを徹底する。
- 体調が悪い時は外出を控える。
- 麻しん感染者と接触が確認された場合も、主治医に相談する。
- 麻しん及び風しんの予防接種を受けていない場合は、早急に接種を受ける。
予防接種法に規定された対象年齢の方は、春日井市から発行された接種券により予防接種を受けることができます。ご不明な点は健康増進課にお問い合わせください。