平成20年度第4回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録
1 開催日時
平成21年3月24日(火曜日) 午後1時30分から午後2時30分
2 開催場所
春日井市役所4階 第3委員会室
3 出席者
- 【副会長】
- 春日井市ボランティア連絡協議会 永草 よね子
- 【委員】
- 愛知県春日井保健所 牧野 法子
春日井市歯科医師会 渡邊 俊之
春日井市薬剤師会 中垣 幸男
愛知県柔道整復師会 春日井 和幸
春日井市社会福祉協議会 伊藤 昌
春日井市老人クラブ連合会 大村 義一
春日井市居宅介護支援事業者連絡会 倉地 一美 - 【事務局】
- 健康福祉部 部長 入谷 直賢
介護保険課 課長 石黒 勝
介護保険課 課長補佐 加藤 俊宏
介護保険課 副主幹 稲垣 信夫
介護保険課 主査 柴山 誠
介護保険課 主査 水野 京子
介護保険課 主事 上野 陽介
介護保険課 主事 竹内 智也
4 議題
- 地域密着型サービス事業者指定について
- 特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について
5 会議資料
-
議題1資料 地域密着型サービス事業者指定について (PDF 75.5KB)
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議題2資料(1) 特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について (PDF 144.6KB)
-
議題2資料(2) 特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について (PDF 60.9KB)
6 議事等の内容
【石黒課長】 本日の会議は個人情報を取り扱わないので、公開の会議となり、4名の傍聴者がお見えになっております。本日は、堀内会長、隈井委員、伊藤智允委員より欠席との連絡がありました。堀内会長が欠席されておりますので、要綱に従って予め堀内会長から指名されております永草副会長に代行をお願いいたします。
【永草副会長】 本日は堀内会長がご欠席ということで、私が議事進行を務めさせていただきます。最近は独居高齢者、高齢者のみ世帯が増加傾向にあり、地域生活を支える体制として、地域包括支援センターの役割は大変重要なものとなっております。今後の地域包括支援センターの運営について、当協議会の内容を反映させ、より良い地域社会の実現を目指していただきたく思います。
議題1「地域密着型サービス事業者指定について」事務局より説明をお願いします。
【加藤課長補佐】 議題1資料「地域密着型サービス事業者指定について」に基づき説明。
【永草副会長】 ご意見、ご質問はないようですので、議題1につきましては、4月1日の新規指定として1事業所、更新指定として事後承認を含め5事業所の指定を承認することでご異議ありませんか。
【全委員】 異議なし。
【永草副会長】 議題2「特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について」事務局より説明をお願いします。
【稲垣副主幹】 議題2資料「特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について」に基づき説明。
【永草副会長】 ご意見、ご質問はないようですので、議題2につきましては、90%の基準を超えていないことから、偏りはないと評価することとしてご異議ありませんか。
【全委員】 異議なし。
【永草副会長】 本日の議題は全て終了いたしましたが、この他に、委員の皆さま、事務局から何かございましたら発言をお願いします。
【渡邊委員】 平成21年4月の介護保険制度の改正に伴って、2点ほど危惧するところがあります。1点目は、認定調査項目が変更となることによって、介護認定の結果が今までより低くみなされる可能性があるといわれていますが、市はどうお考えか。
2点目は、介護に携わる人の処遇改善に伴う介護報酬の引き上げについてですが、それに合わせて利用限度額の引き上げはありませんので、人によっては利用制限、つまり限度額いっぱいまで利用している人が、単位数が上がったために限度額を超えてしまい利用できないといった、介護サービス受給に支障がでる可能性があると思われます。こういった制度の変換期において、春日井市独自の何らかの施策があると望ましいと思いますが、市として何か考えられることはありますか。
【石黒課長】 1点目について、介護認定の審査方法の変更は、4月1日以降の申請からとなります。国の改正の要旨としましては、まず1次判定において、82項目から74項目へ認定調査項目が削減されております。また1次判定のコンピュータの審査について、今まで1次判定において要介護1相当と判定されたものを審査会で要支援2と要介護1に振り分けていましたが、自動的に振り分ける判定システムに変更されました。
認定結果が低く出るのではないかとの危惧については、認定調査の際、本人の状況だけでなく、介護者であるご家族の方から普段の状況をしっかり確認し、特記事項に書かせる、加えて主治医の意見書をもとに2次判定において正確な審査を行い、危惧される事態が起こらないよう対応していきます。
2点目につきましては、市として独自の施策は現在のところ考えておりませんが、平均的にみてみますと限度額に対して5割から7割の利用率が多く、限度額までサービスを利用する利用者は少数であります。
【渡邊委員】 制度改正があった場合、行政と市民の考えに差異があると思われますので、要介護度の急激な変動があった場合等、可能な限り丁寧な対応をお願いしたい。
【石黒課長】 4月からのスタートとなりますので、認定調査項目の取り方については、発表されても、国からの指針がまた変わってきている状況です。例えば移乗について、車イスの移乗を全く行われなければ介助なしだったものが、車イス移乗がなくても、体位交換、オムツ交換することがあれば、全介助にする等、少しずつ国のほうから変更の通知がきておりますので、できるだけ臨機応変に対応していきたいと思っております。新制度ですので、変わった時点で様々なご意見を頂くと思います、そういった意見を取り入れながら、変更すべき点は、変えていく必要があると思っております。
【永草副会長】 その他に何かありますでしょうか。
【大村委員】 お礼とお願いが1点ずつあります。今年度の老人クラブの友愛訪問研究会には、地域包括支援センターからたくさんの方が協力して下さいました。研究成果として、地域包括支援センターの役割や認知症について理解が得られたとの声が上がっており、お礼を述べさせていただきます。
もう1点お願いについては、来年度老人クラブは、閉じこもりの予防活動や、地域包括支援センターと連携した介護予防の取り組みを重点的に行っていきますので、ご支援をよろしくお願いします。
【石黒課長】 他にご意見等ないようであれば、当協議会委員の方々からも7名の方が計画策定に関わってみえる第4次の春日井市高齢者総合福祉計画について、介護保険課の平成21年度事業を中心に説明させていただきます。
概要版パンフレットに沿って説明。
平成21年度の行政組織の見直しについて、健康福祉部関連を説明。
【永草副会長】 他にご意見、ご質問はないようですので、平成20年度第4回地域包括支援センターを閉会させていただきます。事務局から連絡事項等ありますでしょうか。
【石黒課長】 ご審議いただいた内容については、地域包括支援センター、地域密着型サービスの運営に反映させていただきます。これにて平成20年度の開催日程は終了となりますが、平成21年度の開催については、第1回を6月に予定しております。日程等が決定しましたらご連絡させていただきますのでよろしくお願いします。本日はありがとうございました。
上記のとおり、平成20年度第3回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、会長又は副会長が署名及び押印する。
平成21年6月3日
永草 よね子
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