平成22年度第3回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録

ページID 1007519 更新日 平成29年12月27日

印刷大きな文字で印刷

1 開催日時

平成22年11月22日(月曜日) 午後2時から午後2時30分

2 開催場所

春日井市役所3階 304・305会議室

3 出席者

【会長】
春日井市居宅介護支援事業者連絡会 倉地 一美
【委員】
春日井市医師会 佐賀 孝
春日井市歯科医師会 瀬川 伸広
春日井市薬剤師会 中垣 幸男
愛知県柔道整復師会 春日井 和幸
春日井市社会福祉協議会 長江 幸博
春日井市民生委員児童委員協議会連絡会 伊藤 智允
学識経験者 熊谷 美恵子
【事務局】
健康福祉部 部長 早川 利久
介護保険課 課長 野村 誠
介護保険課 課長補佐 長江 勝郎
介護保険課 課長補佐 長縄 岳康
介護保険課 主査 古畑 利子
介護保険課 主査 松浦 也寸子
介護保険課 主事 竹内 智也
介護保険課 主事 足立 充

4 議題

  1. 地域密着型サービス事業者の選定について(報告)
  2. 地域包括支援センターの平成21年度収支決算について

5 会議資料

6 議事等の内容

【野村課長】 これから、平成22年度第3回地域包括支援センター運営等協議会を開催いたします。本日は、冨樫委員、深尾委員が欠席されております。 なお、本日の会議は、個人情報を取り扱いませんので、公開の会議となり、1名の傍聴者の方がおみえになっております。
 それでは会議へ移りますので、これから先は、倉地会長に議事進行をお願いいたします
【倉地会長】 それでは早速、議題に入りたいと思います。
 本日の議題は「地域密着型サービス事業者の選定について」、「地域包括支援センターの平成21年度収支決算について」の二つです。議事進行に御協力いただきますようにどうぞよろしくお願いします。
 では、議題1「地域密着型サービス事業者の選定について」事務局から説明を求めます。
【長縄課長補佐】 議題に入ります前に一つお伝えさせていただきます。前回の協議会で御意見をいただきました、議題1「地域密着型サービス事業者の指定について」の中で、グループホームの食事代、1日1,300円の内訳について御質問をいただきまして、朝昼晩での割り振りはないと御説明させていただきましたが、確認しましたところ、朝食が250円、昼食が400円、夕食が550円、おやつが100円という割り振りがされておりますので、訂正させていただきます。
 それでは、議題1について説明させていただきます。
議題1資料に基づき説明。
【倉地会長】 事務局からの説明が終わりました。御質問ある方がいらっしゃいましたら御発言をお願いいたします。
【熊谷委員】 実際にどれほどの応募があったのですか。
【長縄課長補佐】 グループホームは8社ありました。小規模特別養護老人ホームは2社でしたが、1社は辞退しましたので、1社ということで審査しました。
【倉地会長】 それでは、他に御発言がないようですので、質疑を終了します。
 次に、議題2「地域包括支援センターの平成21年度収支決算について」事務局から説明を求めます。
【長江課長補佐】 議題2資料に基づき説明
【倉地会長】 事務局からの説明が終わりました。御質問や御意見のある方は、御発言をお願いします。
【熊谷委員】 収入の項目の中に相談体制等拡充事業というものがありますが、地域包括支援センターの人材が不足している中、緊急雇用創出事業を利用した事業ということで、雇用する側、される側の両方のニーズが合致する事業だと思います。昨年度この事業を利用して雇用があったセンターが4センターとの事でしたが、たとえば10センターが同事業を利用し雇用することは予算的には無理なのですか。
【長江課長補佐】 予算は10センターが雇用できるよう算定されております。第1回の協議会でも相談体制等拡充事業について一部お伝えさせていただきましたが、国の緊急雇用創出事業を利用した事業であり、雇用形態の条件が雇用するセンターにとって利用しにくい内容であり、なかなか雇用に結びつかないのが現状であります。
【野村課長】 補足として、この事業で雇用される方は、臨時職員としての採用となります。また、雇用契約期間が半年を原則とされ、1回のみ更新が可能という背景があり、なかなか応募がないというのが現状です。しかしながら、今後も地域包括支援センターの重要性は高まっていくと思われますので、地域包括支援センターの体制を充実させていきたいと考えております。
【佐賀委員】 平成22年度から相談体制等拡充事業を利用し、雇用している地域包括支援センターは増えていると聞いておりますが、実際には何箇所のセンターが利用しているのでしょうか。
【長江課長補佐】 現在は7箇所の地域包括支援センターがこの事業を利用して雇用を行っております。
【熊谷委員】 専門的知識や経験が必要だと思いますので、誰でも良いというわけにはいかないでしょうけれども、今後も地域包括支援センターの体制充実を検討されているということは大変良いことだと思います。
【佐賀委員】 ぜひ体制の充実をお願いしたいと思います。
【伊藤委員】 高齢者実態把握調査委託料について、議題2資料に記載されている金額を1件あたりの単価2,700円で割ると、11,289件の実績があがっていると思います。65歳以上の高齢者に対しては、民生委員もひとり暮らし調査をしているわけですが、これだけの人数を調査してみえれば、民生委員の負担を減らすことができるように思うのですが、どうでしょうか。調査対象者が重なっているところがありますので、もっと効率的な調査が可能かと思いますが。
【長江課長補佐】 御指摘がありました、高齢者実態把握調査ですが、ひとり暮らし調査との兼ね合いにつきましては、来年度以降調査対象が重ならないようにしたいと考えております。例えば、民生委員のひとり暮らしの方の把握調査で調査した高齢者のうち、生活でのリスクが比較的少ない高齢者につきましては高齢者実態把握調査から除外するなど、現在方法について検討しております。
【伊藤委員】 御検討、よろしくお願いします。
【中垣委員】 10箇所の地域包括支援センターの職員は、今全部で何人なのですか。
【野村課長】 各地域包括支援センターに4名、専門職を配置しております。
【中垣委員】 各4名ということは40人ですね。他に事務員などを雇っているところはありますか。
【野村課長】 4名を基本として委託契約を結んでいますが、先ほど御説明させていただいた相談体制等拡充事業にて雇用をおこなっているところや、独自で事務員を雇用している地域包括支援センターもあります。
【中垣委員】 4名の専門職の他には、雇用している地域包括支援センターとそうでないところがあるということですね。
【野村課長】 そのとおりです。
【中垣委員】 それを踏まえまして、人件費が全体で約2億1千万円ですが、その中で特に給与が高いだとかそういった職員はいませんか。
【野村課長】 そういう職員はおりません。
【中垣委員】 わかりました。もう一つお聞きしたいのですが、車両費が約300万ということですが、地域包括支援センターで何台の自動車を所有していますか。また、その損害保険料、自動車保険料等、それが何台分でこれだけの額になるのかということと、なるべく費用のかからないようにしているのかどうかを確認したいです。
【長江課長補佐】 地域包括支援センターからは何台分という報告は受けておりません。
【中垣委員】 市としてどこの地域包括支援センターが何台自動車を所有していて、それがどんな車種なのか、委託料が適正に使われているのかを見る上で把握すべきではないでしょうか。
【佐賀委員】 医師会は自動車を1台所有していますが、地域包括支援センターに限らず医師会として様々な事業を行っているため、まとめて管理しています。各センター独自に契約しておりますので、それぞれのセンターの事情に応じて、リース契約、保険契約もそれぞれで違うと思いますが、自動車の所有台数や、自動車保険など、詳細を報告することは可能だと思います。
【野村課長】 自動車のリース料や自動車保険料は市が一括して加入しておらず、地域包括支援センターが独自で必要な車両などをリース、あるいは購入する形をとっています。センターによって事情が違っていますので、ヒアリング等の機会を設け、次回の協議会にて車両の台数について御報告いたします。
 地域包括支援センターの運営費用について補足ですが、議題2資料に記載のある運営事業委託料が基本となります。そのほかの委託料である高齢者実態把握調査及び特定高齢者実態把握は、1件いくらという形の実績払いとなっており、地域包括支援センターごとに収入の違いがあります。そのなかで人件費等、必要となる経費を支出しています。
【倉地会長】 他に御発言がないようですので、質疑を終了します。
【各委員】 異議なし。
【倉地会長】 御異議ございませんので、偏りはないと評価させていただきます。
 それでは、予定しておりました議題が終了しましたので議事進行を事務局にお返しします。
【野村課長】 ありがとうございました。本日いただきました御意見につきましては、今後地域包括支援センター及び地域密着型サービスの運営に反映させていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 今後の協議会の予定ですが、改めて文書でお知らせします。
 これをもちまして、平成22年度第3回の地域包括支援センター運営等協議会を終了させていただきます。本日は誠にありがとうございました。

平成22年度第3回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、会長が署名及び押印する。


平成22年12月28日

  倉地 一美

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 地域福祉課

電話:0568-85-6187 ファクス:0568-84-5764
健康福祉部 地域福祉課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。