平成24年度第3回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録

ページID 1007526 更新日 平成29年12月27日

印刷大きな文字で印刷

1 開催日時

平成25年3月18日(月曜日)午後2時から午後3時30分まで

2 開催場所

春日井市役所3階 304・305会議室

3 出席者

【会長】

学識経験者 熊谷 美恵子

【委員】

愛知県春日井保健所 久納 八重子

春日井市医師会 小林 徹

春日井市薬剤師会 中垣 幸男

春日井市社会福祉協議会 加藤 鉱明

春日井市老人クラブ連合会 大村 義一

春日井市ボランティア連絡協議会 深尾 美佐子

春日井市民生委員児童委員協議会連絡会  臼井 留美子

コスモス成年後見サポートセンター愛知県支部 伊藤 洋

名古屋大学大学院経済研究科教授 岩尾 聡士

【事務局】

介護保険課  課長 野村 誠

         課長補佐 長縄 岳康

         主査 松浦 也寸子

         主任 清水 聡

         主事 安田 朋希

春日井市社会福祉協議会地域包括支援センター  

主任介護支援専門員 北畠 真紀

4 議題

  1. 地域密着型サービス事業者の指定について
  2. 特定の介護予防サービスへの偏りの評価について
  3. その他について

5 会議資料

6 議事等の内容

【野村課長】  本日はお忙しい中ご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、本日の司会を務めさせて頂きます介護保険課長の野村と申します。よろしくお願いします。
それでは、会議へ移りたいと思います。これより先は、熊谷会長に議事進行をお願いいたします。

【熊谷会長】  会議を始めさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。
まず、本日は瀬川委員と倉地委員が欠席となっております。10名の委員の出席がありますので、要綱6条2項にあります「半数の出席」を確保しておりますので、会議成立ということで進めさせていただきます。それでは議事に先立ちまして、会議の運営について事務局から説明をしていただきます。

【野村課長】  本日の会議は個人情報は取り扱いませんので、公開の会議となります。本日は傍聴の方はお見えになっておりません。

【熊谷会長】  それでは早速議事に移ります。まず議題1「地域密着型サービス事業者の指定ついて」事務局から説明をお願いいたします。

【長縄課長補佐】  議題1資料に基づき説明。

【熊谷会長】  何かご意見ご質問がありましたらお願いします。
避難経路について、2階の南側と東側にバルコニーがあり階段がなくても大丈夫というのはどういうことですか。

【長縄課長補佐】  長崎県で発生したグループホームの火災事故を受け、春日井市でも介護保険施設等を対象に、春日井市消防本部が講習会を開きました。火災が発生した際、まず建物の外に出て外の空気を吸えるような構造であれば、消防がすぐ救助に向かうので安全であると聞いております。

【熊谷委員】  3月13日に大村委員、深尾委員、伊藤委員の3名の方が施設見学に行かれたと聞いておりますので、ご感想をお願いいたします。

【伊藤委員】  初めて施設を見学しましたが、素晴らしい施設だと感じました。

【深尾委員】  スーパーや喫茶店がそばにあり、また施設の隣に梅の花が咲いており素晴らしい立地であると感じました。

【大村委員】  居室の扉に付属されている小窓があり、窓から入所者の状態を確認するということは問題があるのではないかと思いました。また、施設設備にあたっての補助金の関係について教えてください。

【岩尾委員】  透かし窓を付けるということはありますが、巡視のために窓から確認するということは確認行為になってないと思います。

【長縄課長補佐】  大村委員が言われました補助金についてですが、整備資金として3000万円が出ます。また職員教育について、利用定員1人につき60万円出ますので今回の場合は定員18名で1080万円出ることになります。

【野村課長】  3月13日に私も施設見学に参加しまして、扉の小窓について施設側から説明を受けました。夜間の巡視の時に扉を開けると、利用者が目を覚まして眠れなくなってしまう事例が他の施設であり、夜間の巡視の際に睡眠を妨げることなく利用を確認できるとのことでしたが、誤解を招かないようにと施設側に話をしたいと思っています。

【岩尾委員】  小窓からの確認方法ではいけないと思います。利用者の状況を把握するためには、扉を開けて見ることが必要だと思います。

【久納委員】  利用料金について、行事や行楽費用等とありますが、こういった費用を取ることは一般的なことですか。また、こういった費用の積算根拠はありますか。

【岩尾委員】  行楽費用等の有無については、施設によって異なります。

【長縄課長補佐】  実費負担の部分については、具体的な積算根拠の規程はありません。

【久納委員】  火気使用はないと平面図にありますが、調理はどのようにするのですか。また、お風呂について寝たきりの方では使用は難しいとのことですが、状態が悪くなるとこの施設での入居が難しくなるということですか。

【長縄課長補佐】  火気については、IHのオール電化で対応するとのことでしたので火気は使用しないとのです。またグループホームについては、在宅というカテゴリーになっております。もともとグループホームは、初期の認知の段階で入所し、状態が改善したら在宅に戻るというものです。人員配置や設備については、寝たきりになっても住み続けるといった設備にはなっていません。

【小林委員】  今回の施設の指定更新についてでもそうですが、実際に施設が運営されてからの状況について、どのように審査するのですか。

【長縄課長補佐】  平成12年に介護保険が始まった当初から介護相談員派遣事業を行っております。月に1~2回施設へ訪問し、利用者やその家族と面談をし、利用者の意見や施設の状況を報告していただいてます。
またグループホームについては、施設の職員や入所者、地域住民の代表者などが集まり、施設運営について話し合う運営推進会議というものがあります。市職員も出席し意見交換をする中で審査しています。

【熊谷会長】  施設の評価調査というものはあるのですか

【長縄課長補佐】  外部評価というものがあります。結果についてはホームページに公開されます。

【小林委員】  調査結果の資料がもしあれば協議会で出していただければ議論がはかどると思います。

【熊谷会長】  調査結果について、今後協議会に出していただけることは可能ですか。

【長縄課長補佐】  可能です。今後資料として協議会に出してしていきたいと思います。

【熊谷会長】  質問はよろしいでしょうか。それでは、議題2「特定の介護予防サービス事業者への偏りの評価について」事務局からの説明をお願いいたします。

【長縄課長補佐】  資料に基づき説明。

【熊谷会長】  議題2については報告という形で説明をいただきました。質問はないようですので、その他について事務局から説明をお願いいたします。

【松浦主査】  本日は、春日井市社会福祉協議会地域包括支援センター主任介護支援専門員である北畠さんに来ていただいております。現在、春日井市社会福祉協議会地域包括支援センターで取り組んでおります「高齢者の見守り」について報告をいただきますのでよろしくお願いいたします。

【北畠主任介護支援専門員】  春日井市社会福祉協議会地域包括支援センターの北畠と申します。よろしくお願いいたします。
地域包括支援センターは高齢者の方の総合相談窓口であり、様々な取組をしています。しかしながら、5~6人の職員で担当地区の高齢者すべての方々をサポートしていくことはなかなか難しいのが現状です。そこで、資料にあるように今年度から高齢者まもり隊というものをやってみようということで、春日井市内10か所の地域包括支援センターが取り組みつつあります。
内容としては、孤立死や悪徳商法の被害、認知症の高齢者の方の徘徊といった問題に対し、地域の力を借りて解決していくというものです。
担当地域の病院や薬局、商店、新聞店、金融機関、交番、コンビニなどの高齢者の方が行きがちな所に資料を配っています。
社会福祉協議会地域包括支援センターは現時点で50か所ほどの関係機関にお願いしており、年3回ほど伺って、何か変わったことがないかを聞きとっています。金融機関でお金を頻繁に引き出している、新聞がたまっているなどの情報を頂く機会が最近増えてきています。このように、地域の力を借りて高齢者の方々をサポートしていければということでこのようなことをやっていますので、ご紹介させていただきました。

【小林委員】  この事業はボランティアでやられているのですか。また、社会福祉協議会地域包括支援センターで成果が出れば、すべての包括支援センターに春日井市としてお願いしようとしている事業ですか。

【長縄課長補佐】  事業にあたっては委託料の中に含まれています。また、今回については、社会福祉協議会地域包括支援センターが先頭に立って他の包括支援センターにお願いをしています。

【小林委員】  春日井市の孤立死対策とリンクはしていますか。

【野村課長】  情報の共有等をしております。

【熊谷会長】  この事業について、包括支援センターの中でも広がっていくことに期待していきたいと思います。

【長縄課長補佐】  資料にありますように、認知症徘徊高齢者SOSネットワークのシステムを現在、構築中です。
最近認知症の方が行方不明になるケースが見受けられます。短期間に情報を共有し、不測の事態をできるだけ回避することが可能なシステムを構築しています。
認知症の方が行方不明になった場合、スマートフォンや携帯電話に行方不明の情報が届き、またその方が発見された際、近くの介護サービス事業所や地域包括支援センターに連れていき、発見しましたという情報が発信される仕組みになります。
来年度運用開始を目指して取り組んでおりますので、この場をお借りして説明させていただきました。

【熊谷会長】  ご質問はありますでしょうか。ないようですので質疑を終了いたします。事務局へ進行をお返しいたします。

【野村課長】  本日はありがとうございました。

     上記のとおり、平成24年度第3回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、会長が署名及び押印する。

    平成25年5月8日

熊谷 美恵子

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 地域福祉課

電話:0568-85-6187 ファクス:0568-84-5764
健康福祉部 地域福祉課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。