平成26年度第2回春日井市地域包括支援センター運営等協議会議事録

ページID 1007531 更新日 平成29年12月27日

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1 開催日時

平成26年12月25日(木曜日)午後2時から午後3時30分まで

2 開催場所

春日井市役所南館4階 第3委員会室

3 出席者

【会長】

春日井市居宅介護支援事業者連絡会    倉地 一美

【委員】

春日井市医師会                 大野 貴也
春日井市歯科医師会               瀧川 雅喜
春日井市薬剤師会                  姜    在順
春日井市社会福祉協議会             高橋 清隆
春日井市老人クラブ連合会            大村 義一
春日井市民生委員児童委員協議会連絡会           臼井 留美子
NOP法人ギブアンドテイク春日井                         南部 哲男
藤田保健衛生大学医学部地域老年科教授           岩尾 聡士
中部大学工学部都市建設工学科          服部 敦 
愛知県弁護士会                       稲垣 高志

【事務局】

健康福祉部  部長               宮澤 勝弘
介護保険課  課長               波多野 正人
       課長補佐             長縄 岳康
       主査                          清水 聡
       主事                          伊藤 和代
地域包括支援センターあさひが丘                      飯田 由佳 
地域包括支援センター春緑苑           水野 雄也 
地域包括支援センターじゃがいも友愛       山田 朋美 
春日井市社会福祉協議会地域包括支援センター   北畠 真紀 
春日井市医師会地域包括支援センター       服部 由枝 
地域包括支援センターグレイスフル春日井       松田 京子 
地域包括支援センター第2グレイスフル春日井    引野 望 
地域包括支援センター勝川             佐藤 智香子 
地域包括支援センター第2春緑苑           小畑 栄治 
春日井市社会福祉協議会地域包括支援センター中切  城内 弘子

4 議題

  1. 地域包括支援センターの運営について
  2. 地域密着型サービス事業所の指定状況について

5 その他

  1. パブリックコメントの結果について
  2. 委員より資料提供

6 会議資料

7 議事等の内容

【波多野課長】  配布資料の確認
【倉地会長】  それでは議事に移ります。議題1地域包括支援センターの運営について事務局の説明を求めます。よろしくお願いします。
【長縄課長補佐】   議題1 資料に基づき説明。      
【倉地会長】    ありがとうございました。
地域包括支援センターあさひが丘 飯田さんにお尋ねします。地域ケア会議で取り上げる議題を選定した理由について教えてください  
【あさひが丘】   昨年度、ネオポリスにおいて、現状と課題について話し合いをしました。その課題の中から、高齢者を支える体制について更に詳しく話し合いを行うため、ネオポリスで地域ケア会議を開催いたしました。その結果、民生委員や自治会の方を中心に、住民の力で見守りの体制を整えようという話が出ました。       
また、神屋町の地域ケア会議では、地域を把握するために、住民がどういう意識をもっているか、お互いにどう考えているか、これからどう考え、何ができるかという事を考えるために開催しました。   
【倉地会長】   地域包括支援センター春緑苑 水野さん、会議を開催するにあたりどのようなところに苦労されましたか。
【春緑苑】    仕事を持っている中で会議に出席していただくため、会議の主旨の伝え方や日時の調整について苦労しました。
【倉知会長】    ありがとうございました。
それでは、委員の先生からご質問はありますか。
【大村委員】    会議の参加者に老人会の欠席がありますが、依頼はどのようにされましたか。
【あさひが丘】  ネオポリス老人会の会長に、依頼を行いました。当日については、ご都合が悪くなり欠席の連絡をいただきました。
【大村委員】   市内の15地区には理事がいるので、活用していただければと思います。
【倉知会長】    それでは、医療との連携という視点でネットワークの分野でご活躍していらっしゃる岩尾先生に話を聞きたいと思います。
【岩尾委員】   色々なシステムを組み合わせるとよいと思うが、在宅医療におけるシステムは個別であり、横の連携がとれない現状があります。また、日本では紙ベースがまだ主流である部分もあります。これから高齢者の方が増えることで全ての患者を病院では診ることは難しく、往診や開業医の方に診てもらうという方向に進みます。
【倉知会長】   春日井市における医療と介護の連携はどのような状況でしょうか。
【長縄補佐】   春日井市では、平成13年にインターネットを使った地域の高齢者カルテを作っています。これからの医療と介護の連携の中で情報共有は欠かせません。しかし、個人情報保護の問題などによる進まないのが現状です。 
【岩尾委員】   東京大学において面白い取り組みを行っています。グーグルなどに個人のカルテの情報を載せ、事業所と個人がお互いに契約するような仕組みにしています。そうすると万が一情報が漏れたとしても、事業者には責任はありません。日本では個人情報の取り扱いが難しく、連携がうまくいかなくなっていることもあります。
【服部委員】   中部大学で作っている病状などを共有するシステムはどのような取扱いであるのでしょうか。
【大野委員】   春日井市の予算で医療連携として医師会の中にサーバーを置くことになりました。医療連携をする事で地域に対してサービスをする事が始まります。今までは医師会の中でもネットワークはありませんでした。
【倉知会長】   医療連携を取り組むにあたり、個人情報保護の問題があるとのことでした。稲垣先生に個人情報についてお聞きします。
【稲垣委員】   日本は、自分の個人情報を自分でコントロールできていません。成年後見人の立場として仕事をする事がありますが、被後見人の情報を手にいれるのがとても大変です。医師と患者、高齢者とサービス事業所との関係の中でサービスを受けている人に情報が入らないという現状があるからです。
将来的に個人の情報を各個人が管理し、第3者がその情報を利用するには、自分の情報を知る事がなぜ難しいのかを考えなくてはなりません。
【倉知会長】   民生委員の立場から、地域ケア会議についていかがでしょうか。
【臼井委員】  問題がある人の地区の民生委員が参加したと聞きました。これからは、様々な地区の民生委員に参加してもらう様にしてほしいです。
【南部委員】   域包括支援センターあさひが丘の地域ケア会議でも問題点となっていますが、買い物や病院への移動手段の必要性は深刻な問題です。このようなニーズがあるのならば、ボランティアではなく有償でのサービスを展開していったほうが良いと思います。
【長縄補佐】  神屋地区は調整区域であり、坂があり生活において車が必要です。今まで車を運転していた人が車に乗れなくなり、他の手段を利用して移動するとなると利便性がかなり変わります。NPOを含めた有償の運送手段の仕組みなどを検討していきます。
【南部委員】   買い物は自分で行いたいが、荷物を家まで持って帰ることが困難な人のニーズにも対応ができればと感じます。
【倉知会長】   社会福祉協議会高橋委員何かご意見ありますか。
【高橋委員】   地区社会福祉協議会では、地域の中の見守りネットワーク事業を進めています。なるべく地域の方の見守り活動が広がって行く様にサポートしていきます。
【倉知会長】   姜委員いかがでしょうか。
【姜委員】    薬局で世間話をする人は多く、情報もあるので、地域ケア会議にぜひ声をかけてください。
【倉知会長】   瀧川委員、いかがでしょうか。
【瀧川委員】   地域ケア会議には、歯科医師会から参加が少なかったと思いますが、地域の状況を掴むためにも、早い段階で参加できたらよいと思います。また、開催時間の調整など困難な部分はありますが、会議に出るようにしています。
【倉知会長】   以上で、議題1を終わります。
それでは、議題2に移ります。事務局から説明をお願いします。
【清水主査】   議題2 資料に基づき説明 
【倉知会長】   ありがとうございました。事務局からの説明が終わりました。
ご質問やご意見がありましたらお願いします。
【倉知会長】   ありませんので、議題2の質疑は終わります。
その他 パブリックコメントの結果について事務局お願いします。 
【清水主査】   資料に基づき説明
【倉知会長】    何かご質問はございますか。
【倉知委員】   ありませんので、瀧川委員より提供いただいた資料の説明をお願いします。
【瀧川委員】   週刊ポストに掲載された健康寿命のことを説明させていただきます。
入れ歯がなかったり、合わないものを使っていた人が、自分の口に合った入れ歯にすることで全身の機能が回復し、寝たきりの人が座れるようになったり、車イスの方が歩けるようになった事例が載っています。
また、口腔ケアを行うことで摂食できなかった人が改善すること、歯の数が多く咀嚼の回数が増えると長生きになり転倒リスクも低くなること、歯がないと認知症にもなりやすいことなども、歯科医師会において把握しており、皆様にも知っていただきたいです。
【倉知会長】  それでは、他にご意見はありませんか。
【大村委員】   在宅で介護をしている方には65歳以上の方も多く、大変という話を聞きます。特別養護老人ホームなどの施設に入所をしている人や待機している人は、どれくらいいらっしゃいますか。
【長縄補佐】  特別養護老人ホームに申し込みがある人と、現在入所している人を合わせると、2,500人くらいです。亡くなったり、すでに他の施設へ入所している方もいるので、はっきりとした数字はいえませんが、待機している人は100人くらいです。
【倉知会長】  それでは、特に議題及び質問はありませんので、これで会議を終了します。

上記のとおり、平成26年度第2回春日井市地域包括支援センター運営等協議会の議事の経過及びその結果を明確にするために、この議事録を作成し、会長が署名及び押印する。

 平成27年3月9日

会長     倉地 一美

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