第5回春日井市食育推進計画策定委員会議事録
1 開催日時
平成21年1月20日(火曜日)午後2時~午後3時
2 開催場所
春日井市役所3階 行政委員会室
3 出席者
- 委員
-
野口忠(中部大学教授)
鈴木例(春日井市医師会理事)
丹羽一仁(春日井市歯科医師会副会長)
波多野悦朗(尾張中央農業協同組合常勤監事)
中島せと(春日井市保育連盟会長)
稲垣康江(春日井市小中学校PTA連絡協議会顧問)
宮崎いつ子(春日井市食生活改善協議会会長)
鵜飼みね子(公募委員)
瀧澤睦美(公募委員) - 事務局
-
市民経済部参事 西尾義和
農政課長 加藤久佳
同課長補佐 坂井勝己
同主査 寺尾泰英
同主任 渡辺誠
欠席者
- 委員
-
下村典子(中京短期大学准教授)
4 傍聴人
3人
5 議題
- 市民意見公募の結果について
- 食育推進計画(最終案)について
6 会議資料
7 議事内容
- 市民意見公募の結果について
【事務局】
資料1について説明。
【野口会長】
ご意見・ご質問等がありましたらお願いします。
【鈴木委員】
ボランティアの方が市の事業に参加されたいとのことですが、これは市のヘルスメイトに加わるということですか。
【事務局】
市では、食育に関連する事業にヘルスメイトのご協力をいただいています。この方は県の食育推進ボランティアで、今後は、ヘルスメイト以外にこの方のような、県の食育推進ボランティアなどの方にもご協力いただけるような事業の参考にさせていただきます。
【鈴木委員】
取組がヘルスメイトと重なるが、それぞれの組織が参加していただければよいと思う。
【野口会長】
他に質問がないようなので、了承いただいたものとし、次に進めます。 - 食育推進計画(最終案)について
【事務局】
資料2について説明。
【野口会長】
11ページの「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」のグラフが最新のデータに変更され、12ページの「小中学生のむし歯経験歯数(DMF歯数)」のグラフに最新のデータが追加されています。その他の25ページまでは、パブリックコメントの時から大きな変更はないと思います。4章の「施策の展開」については、言葉の表現等を調整し、事業の表や数値目標の欄を追加しています。48ページは、10行くらい新しく追加されています。
【野口会長】
48ページの計画の進行管理についてはPDCAサイクルを回すということで、評価委員会を作ることを考えていますか。
【事務局】
まずは、事業の評価をできる庁内の体制を整え、将来的にはその方向で考えております。
【稲垣委員】
26ページからの主な事業の表について、前回の資料から対象が追加されて分かりやすくなりました。対象についてですが、成人という言葉と何歳から何歳の市民との区別があるが、成人は20歳以上の市民という捉え方でよいですか。
【事務局】
事業によっては、対象が18歳以上であったり、20歳以上であったりするので、ここでは成人という書き方をしています。それぞれの事業によって細かく区分されるということでご理解いただきたい。
【稲垣委員】
対象には「児童・生徒」、「子ども」という分け方があるが、児童というのは小学生、生徒というのは中学生、子どもは中学生と小学生を合わせたという意味合いで使われているのですか。
【事務局】
児童は小学生、生徒は中学生ということで統一し、子どもは、中学生以下としている。
【稲垣委員】
17ページの表の「花き」とは何ですか。
【野口会長】
「花き」は花の生産を表しておりこの地方では大きな産業です。漢字では「花卉」と書くのですが、「卉」が常用漢字ではないため、「き」はひらがなの方がよいでしょう。
【稲垣委員】
「取り組み」について、「取組」と「取り組み」とあるが、使い分けがあるのですか。
【事務局】
名詞で使う場合は「取組」、動詞の場合は「取り組み」としています。
【丹羽委員】
46ページの(1)「規則正しい食生活をしよう」の主な取組の、歯に関する文章で、表現を少し変えていただきたい。「規則正しい食生活をしよう」は、子どもだけでなく子どもの頃から成人までの全てを含むので、「歯みがきをはじめ」は残した方が良い。「歯みがきをはじめ、自分にあったむし歯・歯周病予防の習慣を身に付け」とした方が、より広い範囲の方に内容が伝わりやすい。
【稲垣委員】
アンケート結果については参考資料の60ページ以降に載っており、本文中の4ページに回収率を記載する必要がなく、本文の何ページ参照等と記載してはどうですか。また、アンケートの実施時期を入れてはどうですか。
【事務局】
当初、回収率は記載していなかったが、回答がどの程度あったのか分かりにくいことから記載した。目次の参考資料の下に項目を追加し、アンケート結果を記載していることを示し、わかりやすいようにします。
また、調査時期については、「本計画の策定のために、」のあとに「平成20年7月に」という記述を追加したい。
【野口会長】
期日は記載するということでお願いしたい。
【波多野委員】
35ページの教育ファームが主な事業から削除されているのはなぜですか。
【事務局】
教育ファームは、様々な農業体験事業の総称であり、栽培収穫体験などは教育ファームに含まれます。そのため、事業名としての掲載は行わず、それぞれの体験事業を掲載しています。
【野口会長】
食べ残しについては、農林水産省が平成12年に制定した食品リサイクル法により、資源の再生利用を促進し始めてから10年程経ちますが減っていますか。
【事務局】
食べ残しの量だけを計測した市の数値結果がないので分かりませんが、家庭ごみ全体としては減少しています。
【野口会長】
この計画書を受け取った市民がどういう反応をするのか、という視点で見てください。
【稲垣委員】
48ページの「推進体制」の4行目にある「庁内体制としては」と、55ページに「庁内」とありますが、言葉としては同じ意味でしょうか。同じであれば、48ページに「55ページ参照」などと示した方が分かりやすいと思う。
【事務局】
この計画を順次読んでいくと、48ページで初めて「庁内体制」という言葉が出てきます。分かりにくいので記載を「市の体制」と変更します。55ページの体制における「庁内」の表現は、策定するまでの体制であり、このままでよいかと思う。
【野口会長】
意見が出尽くしたということでまとめたい。本日が最後の委員会で、市長へ提言することになります。今までのご指摘のご意見を踏まえてよく検討し、最終案の作成に向けて仕上げの作業を行いますが、今後の修正については、職務代理者である宮崎委員と私に一任していただきたいがよろしいですか。
【委員一同】
異議なし。
【野口会長】
これをもちまして、委員会のすべての議事を終了します。
上記のとおり春日井市食育推進計画策定委員会の議事及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1名が署名する。
平成21年2月12日
議長 野口忠
署名人 宮崎いつ子
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