子育て支援団体あんじゅ

ページID 1018268 更新日 令和2年1月30日

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市政座談会開催状況

あんじゅとの対話の様子

開催日

令和元年12月16日(月曜日)

場所

市役所5階庁議室

参加者
子育て支援団体あんじゅ

対話内容

参加者
子育て中の母親の健康診断の促進について、提案をさせていただきます。結婚、妊娠、出産を経て復職する女性の方が多くなってきたと思いますが、専業主婦として子育てを頑張っている母親もいます。復職した方は職場で定期的な健康診断があり、自分の健康を把握できますが、専業主婦の方は日中子どもに付き添っているため、預ける工夫をしないと健康診断等にいけない状況です。そこで考えた案ですが、子どもの健康診査時に、母親の健康診断を受けられるようにしてはどうでしょうか。そのために、母親の健診中は託児を受けられる環境をつくってもらえるといいと思います。また、葛飾区では今年から3歳未満の子どもを持つ母親は区内の指定医療機関で健康診断を無料で受けることができます。子育ては春日井、母親にも目を向けていただけると嬉しいです。
市長
そのとおりだと思います。お勤めの方は定期的に健康診断を受けられますが、専業主婦の方は自主的に受診する必要があります。市では現在も色々な取組みを行っていますが、ちょっとした工夫でもっと良くなることもあると思います。健康診断は絶対に必要なことですので、受診しやすい環境をつくることが大切だと考えています。
青少年子ども部長
市が総合保健医療センターで行っているヤング健診や人間ドッグ、がん検診については、一時的に親と離れても問題なければお子さん連れで受診できます。親と離れるときは職員がお子さんの見守り等の対応をしています。また、乳がん検査や子宮がん検査については、託児ボランティアさんに協力していただき、託児により受診できる機会を月1回設けています。いずれも予約時にお子さん連れでの受診を希望とお伝えいただきたいです。ご提案のお子さんとお母さんが一緒に健診を受けていただくことについては、健診に必要な設備や人員が異なるため難しいですが、今回いただいたご意見は参考に受け止めさせてもらい、工夫できるところは行っていきたいと思います。
参加者
母子保健法が変わって産後ケアが努力義務になったと聞きました。春日井市は産後デイサービスがあったり、市民病院で産後ケア入院ができたり、他の地域にはないことがあると思っていますが、出産された方全員が産後ケアを受けられる環境には全国的になっていないと思います。産後の体は交通事故にあったくらいのダメージを負っている状態だと言われていますので、できれば全員の女性に産後ケアの機会が与えられるといいと考えています。あんじゅでは、産後ケアという形でバランスボールをやらせていただいていますが、応募してこちらに参加するという意思を自分で決めて自分で行く形になっており、参加費も負担してもらっています。近隣の地域の情報ですが、尾張旭市は月1回産後ケア教室が開かれていて、産後1~4か月の方であれば予約不要で無料で受けることができると聞きました。制度やサービスを誰もが知ることができること、いつでも行ける場所があること、相談できる人がいる場所があることが大事だと思います。
青少年子ども部長
お話いただいたことは、課題だと認識しています。春日井市では、4か月児等の健診は総合保健医療センターで行っていますが、子育て世代包括支援センターは市役所2階の子ども政策課を位置付けています。保健師が常駐している場所と健診会場が離れていることが他市と異なるところかと思っています。子育て世代包括支援センターには、様々な不安や疑問、相談に対応できるよう保健師も保育士もいますので、もう少しわかりやすく案内していきたいです。新たな場所を確保することは難しいため、今ある資源をどのように活用していくか、わかりやすくしていくかが課題だと認識しています。バランスボール等の産後ケアを誰もが体験できるような環境づくりに努めていきたいと思っています。また、通所型や宿泊型、家事支援の声が多く、特に双子や三つ子の場合は出産後すぐに食事の支度等をするのが大変だという声がありますので、そういった支援ができないかということを考えています。例えば、社会福祉協議会の事業で高齢者や障がい者向けに家事援助を行っている「にこにこヘルプサービス事業」があり、そのヘルパーの機能を出産後のお母さんにも利用できるようにならないかと考えており、スタッフ数の確保、ニーズに応えることができるかなどを社会福祉協議会に確認しながら、話を詰めていきたいと思っています。
市長
出産後等の支援として、さんさんルームや産後ケア入院等の取組みを行っていますが、ハード面やソフト面をさらに充実していきたいと考えています。そのため、色々な部署で意見を聴きながら、まとめつつあるところですので、そういった意見をいただけるとありがたいです。また、総合保健医療センターを市民病院のすぐ隣に整備したことは非常に良かったと思っています。その利点を活かしながら、機能を充実させていきたいと考えています。
参加者
育児休業取得時の保育についてお話をさせていただきます。春日井市では第一子が2歳未満で育児休業を取得した場合、上の子は保育園を退園しなくてはいけないですが、名古屋市や一宮市等は退園しなくてもいいことになっています。子どもが慣れたところでそのまま年長まで行ける方がいいと思いますし、お母さんも双子や三つ子の多胎育児より、年の差が近い子育ての方が大変ではないかと思います。また、子ども目線で考えると上の子が散歩に行けず、何日も家から出られないと子どももお母さんもストレスで悪循環になってしまいます。最近は結婚の年齢が上がり、高齢出産が増えていて、出産のタイムリミットがきているので立て続けに出産したいとなると、2歳未満で二人の育児をする人が増えてくるため、そのまま保育園に通わせていただいた方が、子どもにとっても親にとってもメリットになると思います。内閣府の規定では各自治体に任せますということで受け入れてくれる市があったり、なかったりすると親の目線としては全部の市がだめであれば納得がいくが、何で私の住んでいる市はだめなのとなると納得がいきません。お母さんだけにいいというよりも、子どもにとってもいいという制度で保育園のことを考えていただけると嬉しいです。
市長
春日井市では、保育園を整備するとともに保育士を増員し、毎年受入人数を増やしています。全国的に保育士不足と言われていますが、春日井市立の保育園はありがたいことに募集した以上に申込みがあるため、採用予定数は確保できています。また、特に年々増加している0~2歳児の保育需要に対応するため、小規模保育事業所整備等の支援を行い、毎年整備されており、来年4月にも開園する予定です。入園希望者よりも市全体の預かれる人数の方が多いと思いますが、難しいのはほぼ同じ地域に希望者が集中してしまうため、これだけ増えていてもまだ希望のところに入園できないことがあります。春日井市は、年度初めは8年連続で待機児童ゼロを継続していますが、年度途中の待機児童は年々減少しているものの発生している状況です。年度途中に転勤されてきた人や育児休業から復帰される人等、保育を必要とされる人がいらっしゃいますので、育児休業取得時には申し訳ありませんが退園してもらわざるを得ません。ただし、お話をいただいたことはよくわかりますので、少しでも解消できるよう考えていきたいと思っています。保育園等に入りたいお子さんが多いということは、春日井市にとっていいことです。そして、子どもが元気なまちは、あらゆる世代が元気で、地域も元気になると思っていますので、そういう視点でこれまでもやっているつもりですし、これからもやっていきます。
参加者
子どもが小学校に上がるときに、どうしても一人になってしまうことがあると思うので、今年度から始まったサマー・スクールかすがいは嬉しいです。現在は一部の小学校で実施していると思いますが、これから増えていく予定はありますか。
市長
今年度実施してみて必要性があることを再認識しましたので、実施校を増やしていく予定です。ただし、市内すべての小学校で実施することは、スタッフの確保等の問題がありますので非常に難しいです。今年度はニーズの高かった5校で、定員各校40人でスタートする予定でしたが、定員を大幅に超える申込みがありました。そのため、急遽各校の定員を増員するとともに、そのうち1校は設置箇所を追加して対応しました。来年度については、現時点では何校増やすとは言えませんが、数校は増やしたいということで準備を進めています。
参加者
町内会や子ども会の加入促進についてお聞きしたいです。子育て世代の町内会や子ども会の加入率が年々低くなっています。役員をやりたくない人、行事に参加する意欲がない人が増えていることや加入のメリット、デメリットを考えるような世の中になってしまっていると思います。そのような状況の中で、市の加入促進に関する取組みをお聞きしたいです。
市長
町内会等への加入は強制できるものではありませんので難しいのが実態ですが、町内会は高齢者や子どもの見守り、災害時の共助等、地域のつながりや暮らしやすいまちづくりのためには重要であると考えています。町内会の加入促進については、転入者や転居者に加入呼びかけチラシを渡したり、アパート等の建築主に入居者への加入の呼びかけをお願いするなど、様々な取組みをしています。また、町内会の役員さんも新築住宅ができた際には加入を呼びかけてくださっています。子ども会についても役員さんが一生懸命に取組んでくださっていますが、子どもの数の減少や役員のなり手不足等もあり、なかなか有効な手段がないのが現状です。町内会は地域のすべてのコミュニティだと思っていますし、子ども会は地域を基盤とした異なる年齢の子ども達が一緒になって活動できる場であり、地域を元気にする貴重な存在だと思っています。町内会や子ども会はメリット、デメリットを超越しているものだと思っています。
ある地域では子ども会が存続できなくなってしまうということで、町内会と子ども会を一緒にされた町内会があります。子ども会の役員を町内会の方も行い、子どもの面倒も見ていただく。盆踊りなどの行事も一緒に協力して行うことで、いい雰囲気になり、より活性化できたという事例があります。そういったことが、結果的に町内会等への加入につながると思っています。子ども会だけで考えるのではなく、町内会を巻き込んで地域全体での雰囲気づくりが大切であり、みんなが応援してあげるという雰囲気になるといいと思います。

参加者

あんじゅスタッフになって講座の参加者の方から色々な話を聞きます。年に数人ですが、乳児健診の後にお子さんの状態を心配されるお母さんがいらっしゃって、健診時にうちの子は発達が遅いと言われたけど大丈夫ですかと相談されます。私も三重や春日井で健診を受けたことがありますので、たぶん保健師さんは遅いという言い方はされていないと思いますが、ある程度の基準があってできることやできないことを健診表に書いていくので、私の子は他の子と比べて遅れていると思われてしまったのかもしれません。特に一人目のお子さんだと不安になる方が多いですが、実際にお子さんにお会いすると他の子と比べて少し言葉の出が遅いかもしれないけど、そんなに心配されることはなく、個人差だったりします。健診で不安を和らげるような対応をしていただきたいと思いますし、自分が心配だと思ったときに相談できる場所、安心できるところがあるといいと思います。先ほどの話にもありましたが、気軽に相談できる場所がなかなか知られていないと思いますので、健診時等にもっと案内していただけるといいと思います。
市長
相談できる場所は色々とありますので、案内の仕方等を考えます。また、何気なく相談できる場所があると安心できると思いますので、そういう場所、施設、遊びに来たときに相談できるなど工夫をしていきたいと思います。

参加者

以前、相談に行ったことがあり、もう1回聞きたいことがあったのですが、1回しかだめと言われ、それで不安になってしまったことがありました。
市長
相談の仕方等を考えていきたいと思います。また、伝え方やフォローの仕方については、保健師同士での勉強だと思っています。早期支援につなげるために不安に感じてもらうことが必要な場合もありますが、不安を和らげられるような対応を心掛けていきたいと思います。

参加者

公的機関に行って相談される場合もあると思いますが、あんじゅのようなところに来ていただいて話をしてもらって、安心してくださる方もいらっしゃいますので、私たちスタッフにある程度の知識を教えていただけると、もっと安心して話ができるかなと思います。
青少年子ども部長

とてもありがたい話だと思います。保育園での子育て支援コミュニティカフェや地域の公民館等での子育てサポートキャラバン隊等で、保健師や保育士が育児相談等を行っていますが、例えば、そういうところに一緒に入ってもらったり、身近に相談ができる子育て支援団体があることもPRして、自分に合った相談場所を見つけていただくことも、市の役割だと思っています。どうしても、市だけでは相談を受けることができる場所や回数も限られていますので、一緒に協力しながらやっていけたらと思っていますので、今後ともお知恵を拝借させてください。

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企画政策部 広報広聴課

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