平成21年度予算の編成方針について

ページID 1006091 更新日 平成29年12月14日

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基本方針

わが国経済は、回復が足踏み状態にあり、国内総生産の成長率は名目、実質ともに政府経済見通しを大きく下回るものと見込まれている。今後の先行きについては、米国における金融不安や株式・為替市場の変動などにより、景気がさらに下振れすることが予測されている。
ところで、平成19年度決算から見た本市の財政状況は、赤字決算となったのは国民健康保険事業と老人保健医療事業の2会計で、その他の会計は黒字または収支均衡となっており、堅実な財政運営ができたと考えている。
また、平成19年度決算から地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告を行った。これらの数値はいずれも早期健全化基準を下回るものであったが、将来負担比率については高い数値となった。住宅都市として成熟してきた現在、今後は第五次総合計画を着実に実現するために健全で持続可能な財政運営に努めなくてはならない。そのためにも、中期財政計画を確実に推進し、限りある財源を有効に活用しなければならない。
そこで中期財政計画に基づく平成21年度の当初予算の規模は、およそ777億円になり、平成20年度当初予算と比較して約10億円削減という大変厳しい財政運営をする必要がある。
 このような状況下にあって、これまでの積み上げ方式の予算編成は限界に来ており、今年度から第五次総合計画の基本施策に基づき、従来の予算事業を束ねる事業群という考え方を導入する。
 政策的経費の一部について事業群ごとの枠配分を提示することにより事業のビルドアンドスクラップを推進する。
 各所属においては、これをもとに総計基本施策検証シートを活用して配分予算枠の範囲内で期待される成果が達成されるよう部ごとの重点項目を設定するなど、部局内で十分な調整を図り、事業の必要性や緊急性、投資効果等を十分見極め、効率的かつ重点的な事業の選択と展開に努め、予算要求すること。

重点分野

平成21年度は、次に掲げる事項をまちづくりの重点分野とした通年予算編成とする。

  1. 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち
  2. 子どもが健やかに育ち、生きる喜びを感じられるまち
  3. つながりと信頼を深め、みんなの力で地域社会をつくるまち
  4. にぎわいと活力に満ち、未来に輝くまち
  5. 快適で美しく、いつまでも住み続けたい循環型のまち
  6. 効果的で効率的な自立した都市経営

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