平成23年度各会計当初予算の概要
各会計当初予算規模(対前年度比%)
- 一般会計
- 878億5,000万円 (6.1%)
- 特別会計
- 585億7,966万円 (3.6%)
- 企業会計
- 260億7,987万円 (8.7%)
- 総予算額
- 1,725億953万円(5.6%)
一般会計当初予算の概要
我が国の経済情勢は、国の経済対策の効果などにより、企業収益に回復の兆しがみられるものの、失業率が若年層を中心に高水準で推移していること、長引くデフレや円高の状態など景気回復を下押ししていること、また、エコポイント制度など国の経済危機対策の終了により個人消費の落ち込みが懸念されることなどから、個人所得や失業率に劇的な改善は期待できない状況である。
こうした状況にあって、本市の平成23年度予算編成作業を、市民サービス向上のため、第五次総合計画の着実な実現と中期財政計画を踏まえた財政健全化を目指すことを念頭に行った。
平成23年度は、(仮称)総合保健センター、新体育施設、新調理場、JR春日井駅、名鉄味美駅の都市拠点整備などを進めるほか、土地開発公社経営健全化、小中学校校舎耐震化を始めとする老朽施設の改修や豪雨等による浸水対策を実施する。また、子ども手当・児童手当の制度改正の対応や新たな感染症予防としてヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がんワクチンの接種事業などを実施する。
平成22年度の決算見込みでは、法人市民税や事業所税が当初予算を上回ることから、平成23年度予算では市税を対前年度比13億4,200万円の増額を見込むが、昨年度に引き続き社会保障関係費の増加や将来のために必要な建設事業を推進していくことから、不足する財源については、財政調整基金の取り崩しや臨時財政対策債で手当てをし、予算規模は対前年度比50億7,000万円、6.1%増額の878億5,000万円となった。
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