平成19年度事業実績・平成20年度事業予定に対する意見について かすがい男女共同参画プラン
募集期間 平成20年8月1日(金曜日)から平成20年9月1日(月曜日)
募集結果 10件(各事業に対する意見6件、全体に対する意見4件)
市民意見及び考え方
施策 | 事業に対する意見 | 意見に対する考え方 |
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目標1 課題1 施策の方向1 施策1-1 啓発活動の推進 |
行政として「はるか」「広報」「講座」等々で啓発に努めておられることは理解できるが、現状、「はるか」の認知度の低さ及び男女共同参画の意識が向上していない。20年度では、現状以上の「はるか」の配布を望みたい。 | 男女共同参画情報紙「はるか」は、男女共同参画について広く市民に啓発することを目的として、公募による市民編集委員により、わかりやすい紙面づくりに努めています。今年度は新たに、各地域での啓発として、区長、町内会長に配布しました。今後も、テーマ、対象、配布方法等について研究し、新たな配布先を検討します。 |
目標1 課題1 施策の方向1 施策2-1 男女共同参画推進月間 |
男女共同参画推進月間時のパネル展示を過去の場所だけでなく商店街の市民立寄りスポットや、スーパーの展示施設などを考えたらどうか。また、学校や図書館など市民が立ち寄るところなどを増設したらどうか。 | 男女共同参画推進月間時のパネル展示は、多くの市民に見ていただけるよう、毎年、場所を変更しながら各ふれあいセンターにおいて行っています。今後も多くの方に見ていただけるよう、新たな展示場所を検討します。 |
目標1 課題2 施策の方向2 施策15-1 男女混合名簿の導入 |
小学校3校、中学校2校の男子優先男女別名簿にこだわり続ける理由を、開示してください。 | 男女混合名簿の導入については、これまでの指導の経緯、活用のメリット、デメリットなどを総合的に勘案して各学校長が決めています。今後も、校長会等機会をとらえて必要性を伝え、男女混合名簿の導入を進めてまいります。 |
目標2 課題2 施策の方向1 施策25-2 図書の充実 |
図書の充実(青少年女性センター)についてであるが、最近情報コーナーが縮小傾向にあり、雑誌などが減少している。また、女性問題に関する書籍の補充も少ない。図書館とも連携し、内容の充実、運営の改善を望みたい。 | 女性問題関連の雑誌については、廃刊になったものがあるため、縮小されたように思われたかもしれません。今後、関連図書の補充を引き続き進めるとともに新着図書の情報をホームページに掲載したり、図書館にレディヤンの新着情報チラシを設置するなど、図書資料コーナーの充実に努めます。 |
目標3 課題1 施策の方向2 施策38-1 ファミリー・フレンドリー企業 |
ファミリー・フレンドリー企業の紹介について、現在、市民への認知度が低いが、企業にも啓発し、もっと高い目標で望むべきと考える。 | ファミリー・フレンドリー企業が取り組む事業について、企画担当者向けセミナー、市ホームページ情報、会議所会報でのPR・記事掲載活動に取り組み、啓発をすることで、企業への浸透を図ってまいります。 |
目標3 課題3 施策の方向1 施策46-1~3 介護保険、介護予防サービス |
事業実績の項の人数は男女別も明らかにして欲しいです。視点もEだけではなくBも必要だと思います。 視点E:男女の固定的な役割分担にとらわれない内容の事業を実施した 視点B:事業の対象者やその現状を男女別に把握した |
事業実績について、現状では男女別までは把握していませんが、事業の対象者やその現状を男女別に把握することが必要かどうかを検討していきます。 |
目標2 意思決定過程への女性の参画 |
女性自らが、知識を広げ、積極的にチャレンジする事と、行政、事業者、市民による支援の両面から実現を図っていくべきと考える。引き続き、市職員の研修制度、企業の体制の支援、子育て支援の拡充など充実していただきたい。 | ご意見のとおり、女性自身のエンパワーメントと周囲を取り巻く環境の整備の両面から推進していくことが重要です。 女性のエンパワーメントについては、セミナー等を開催し、学ぶ機会を提供しておりますが、今後も職場、地域などさまざまな場で活躍できるよう、エンパワーメントセミナーを始め、能力開発セミナーを実施してまいります。 また、市民、事業者への啓発に努めるとともに、市職員に関しても、女性職員の職域の拡大や管理職への登用の推進及び女性職員の研修を実施していきます。 |
目標3 家庭生活における男女共同参画の推進 (課題2) 男女がともに子育てができる環境づくり |
子育て中の男女が仕事を持って生き生きと働くためには、最も重要な分野と考える。引き続き、経済的、制度的、精神的支援体制を確立していくべきである。地域との協働等により、ボランティアの育成、町内会組織との協力など英知を集めて不安な社会を乗り切る方法を考えていくべきである。 | 子育ての悩み、不安を抱えている保護者や働いている男女の不安を軽減し、安心して働き、子育てができるよう、保育園の新設や休日保育の実施、育児相談の充実などに努めます。 また、現在、赤ちゃん訪問事業においてボランティアの活用を行っており、放課後なかよし教室においても一部ボランティアの参加を得ておりますが、さらなるボランティアの育成、参加や地域との関わりについて検討していきます。今後も男女がともに安心して子育てができるよう、多様な支援を検討していきます。 |
目標3 家庭生活における男女共同参画の推進 (課題3) 介護を社会的に支える環境づくり |
高齢化社会を迎え、「介護は女性の役割」という社会通念を排除し、引き続き、啓発、制度の充実を望みたい。 | 介護保険等の説明会や各種情報の提供時を利用し、「介護は女性の役割」という社会通念を排除し、介護の社会化を推進するとともに介護保険サービス提供体制の充実、介護サービス職員の資質の向上、介護相談等窓口及び介護サービス等の情報の提供の充実を図ります。 また、小中学校での総合的な学習の時間における福祉学習への取組など、若い世代への福祉教育の充実を図ります。 |
目標6 人権が尊重される社会の実現 (課題3) メディアにおける女性の人権の尊重 |
市民生活上、性にとらわれない表現については、なかなか変化していないのが現状である。引き続き促進を強化していく事が望まれる。「はるか」のまんがなどで繰り返し啓発し、意識の変革を図りたい。 | 広報紙等について、表現が男女のいずれかに偏っていないか、性別によってイメージを固定化していないかなど、男女対等な視点から、具体的な表現やイラスト・写真での描写などを見直し、点検しています。今後も各課における内部研修等で、男女共同参画の視点に立った表現について職員の意識啓発を行っていきます。 また、広報春日井の「さんかくAha!」のコーナーや男女共同参画情報紙「はるか」など、いろいろな機会をとらえ、男女共同参画の視点について市民への啓発を行っていきます。 |