DV防止啓発講座を開催しました
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であり、決して許されるものではありません。昨今、DVと児童虐待が絡んだ痛ましい事件が起きており、深刻な社会問題になっています。
子どもの前での暴力は児童虐待(面前DV)となり、DVと児童虐待は密接な関係であると言われてます。市では、DVについて学び、考えていただけるように『DVと子どもへの影響』をテーマとした全7回講座をレディヤンかすがいで開催しました。
開催日 |
回数 |
タイトル |
講師 |
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7月24日 (水曜日) |
第1回 |
DVからの回復と支援 | 隠岐 美智子氏(特定非営利活動法人フェミニストサポートセンター・東海) |
8月29日 (木曜日) |
第2回 |
DVの渦中にいる子どもの支援について |
舟橋 民江氏(弁護士) |
11月23日 (土曜日) |
第3回 |
困難を抱える子どもの支援を考える | 吉住 隆弘氏(中部大学 准教授) |
10月27日 (日曜日) |
第4回 |
子どもの虐待とDV | 萬屋 育子氏(NPO法人CAPNA理事) |
11月9日 (土曜日) |
第5回 |
自立援助ホームの現状について学ぶ |
子どもセンター「パオ」 前田 恵子氏(「ぴあ・かもみーる」施設長) 高橋 直紹氏(弁護士) |
11月20日 (水曜日) |
第6回 |
二次被害を出さないために ケースワーク1 | 隠岐 美智子氏(特定非営利活動法人フェミニストサポートセンター・東海) |
12月11日 (水曜日) |
第7回 |
被害者支援のあり方を考える ケースワーク2 | 隠岐 美智子氏(特定非営利活動法人フェミニストサポートセンター・東海) |
参加者の声
- DVによってダメージをうけた人の心的状況や深刻さの程度は様々ですが、1人1人に合ったオーダーメイドの支援の必要性を感じました。
- 虐待や暴力が世代間で繰り返されないよう、心理的な支援ができる社会になると良いと思いました。
- ケースワークは、実戦形式でいろいろ考えられました。皆で集中して取り組めて、自分の気づかない所も教えてもらってよかったです。
- 全ての講座に出てためになりました。支援にも役立てたいと思います。