『「男はつらいよ」特集から』(平成28年9月1日)

ページID 1005703 更新日 平成29年12月7日

印刷大きな文字で印刷

 渥美清さんが亡くなって20年。代表作である「男はつらいよ」の放映や作品に関係する特集が多くありました。
 学生時代、池袋で3本立ての映画を見たことや帝釈天に行ったとき、ちょうど「柴又慕情」のロケが行われており、渥美清さんや笠智衆さん、マドンナ役の吉永小百合さんを見たことなど懐かしい思い出です。
 そこには、怒ったり、泣いたり、笑ったりが毎日のようにある家族の中に、隣近所の人が、さらには知り合ったばかりの人が、家族同様に入ってくる生活や団子屋さんでの何げない会話や動作から醸し出されるおもてなしの雰囲気やロケ地の風景やその土地の毎日の営みなど、まだ数十年前なのに忘れられつつある世界に引き込まれました。
 先日、落合公園を散歩したとき、何十人という人が、会話もなく、自分のスマートフォンを見て立ち尽くしたり、歩いたりしている光景に出会いました。そして町内会の組織率の低下、個人情報に対する過度な意識、ギブアンドギブを知らずに要求が優先する世相を思うとき、「男はつらいよ」から出てくる数々の場面は、昭和の良き時代と一言では言い表すことができない、今の時代に求められているいろいろなことを改めて考えさせられました。

このページに関するお問い合わせ

企画政策部 秘書課

電話:0568-85-6016
企画政策部 秘書課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。