『道普請』(平成23年11月1日)

ページID 1005759 更新日 平成29年12月7日

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 昔ながらの集落にお住まいの方たちにお聞きしたことがあります。
 「自然が残り、人のぬくもりがある今の環境に不満があるわけではないが、消防車はもちろん、救急車も入れないのは心配である。もう少し道路が広く、側溝が整備されて排水がきれいになったら良いけどね。」
 皆さんの率直な願いだと思います。
 生活排水は、合併処理浄化槽の義務化、そして個人単位で設置できることから、徐々に改善されていくと思います。市としてもこの浄化槽を促進するための助成を行っています。しかし、道路は、家や塀を直したとき道路の中心より2m以上確保することが法律で決められているものの、境界の確定などで難しいことも現実であります。
 こうした地域の課題の改善策として、市独自の事業である「街づくり支援制度」を活用し、庄名町・牛山町では 生活道路沿線の地元住民の方たちが主体となって協議会を立ち上げられ、地権者同士の話し合い、境界の確定、生け垣や物置の撤去などに取り組まれた結果、設立から2年ほどで 側溝も整備された幅員4mの道路ができました。
 この間のご苦労は並大抵のものでなかったと聞いておりますが、長老の方が「ここに住んで80年になるが、みんなで話し合って何かやり遂げたことは初めてだ」と爽やかな表情でしみじみと言われたことが印象的でした。
 人の力、地域の絆による 現代の「道普請」であります。

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