『桃の花』(平成22年4月1日)

ページID 1005776 更新日 平成29年12月7日

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 随分春めいてきましたが、皆さんは3月下旬から4月上旬の穏やかな日差しの中で最も美しく着飾って見せる花といえば何を思い浮かべられるでしょうか。
 桜の花はもちろんのことですが、私は何と言っても桃の花を一番に挙げます。幼少の頃、家の周りでは桃栽培が盛んで、冬から春へと移ろうこの時期、一本の木に2万とも3万とも咲くといわれる桃の花。見事に春の訪れを表現していました。
 今ではこの景色も少なくなりましたが、特に寒い時期、小学校への行き帰りに桃の花のつぼみを目にして、早く咲いてほしいと子ども心に待ちわびていたことを思い出します。
 古来、桃には魔除けの力があるといわれ、我が娘の健やかな成長を願う親心を託した「桃の節句・雛(ひな)まつり」は、 日本のゆかしき伝統行事となっています。
 春日井にも桃山という地名があります。田楽の北東部を桃山と呼ぶようになったのは明治になってからで、桃山町の地名にまでなった桃は、戦後には桃山を中心に「春日井の桃」として最盛期を迎えたとのことです。
 さて、「桃栗3年、柿8年」ということわざがあります。成果が出るまで相応の年月がかかるというたとえですが、厳しい財政状況の中「人と地域が輝き、安全安心で躍動する都市」春日井を目指して、各種施策が桃のように早く実を付けるようにしなくてはとの思いでいっぱいです。
 市民の皆さんのご協力をお願いします。

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