『小学校の入学式』(令和3年5月)
4月6日に小学校の入学式が行われました。春日井市では毎年、新1年生にその式典の中で黄色い帽子と防犯ブザーを贈ります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年は入学式に伺うことはできませんでしたが、今年は伺うことができ、保護者には参列を1名にお願いし、会場に入っていただきました。例年ならば、黄色い帽子を一人一人に声を掛けながらかぶせるところを、今年は1年生全員が一緒に自分でかぶり、みんなが「ありがとう!」とあいさつをしてくれました。
椅子に座ると、足が床にまだつきません。誰もがブラブラさせているほほ笑ましい姿を2年ぶりに見せていただきました。保護者の皆さんもお子さんの入学を目の当たりにされて感慨深いものがあったと思います。
行事を中止することや入場を制限することが、コロナ感染を予防する方法であることは間違いないと思います。しかし、不特定多数の人が集まる行事と関係者のみで行う行事をしっかり分けて考え、主催する側も参加する人もお互いに感染対策を徹底しながら開催することに意義を感じました。
春日井市は、学校の教室や体育館への空調機の設置、放課後の居場所づくり、悩みごと相談など子どもたちが1日の大半を過ごす学校のハード面・ソフト面にどこよりも先進的に取り組んでまいりました。今回、改めて子どもたちがすくすくと成長してくれる環境づくりの大切さを感じさせていただいた入学式でした。