近現代の書【昭和・平成編】
イベントカテゴリ: 祭り・催し 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
近現代の書(昭和・平成編)
平成31年4月24日(水曜日)から令和元年7月15日(月曜日)まで
5月1日の改元を記念し、館蔵の書作品で明治から現代までの書を振り返ります。第2期の今回は昭和・平成編です。
明治、大正時代に、中国の拓本資料や日本のすぐれた筆跡などの古典で直接書を学ぶ方法が確立されました。やがて、書道団体が設立され、その活動が盛んになると、書は会場芸術として発展していきます。
洋風建築の高い天井と広い壁に合うよう作品が大型化し、特にそれまで小さく書かれていたかなを大きく書く大字かなが研究されました。また、西洋美術の概念から影響を受けた昭和世代の人々によって、書線を抽象化して非文字の書を書く前衛書、漢字とかなを調和させて書く近代詩文書、文学性によりかからず1字または2字で文字そのものを造形的に美しく表現する少字数書など、様々なジャンルの書が生み出されました。
今回の展覧会では、所蔵する書作品の中でも、時代を代表する著名書家の作品を展示します。貴重な機会ですので、ぜひご鑑賞ください。
展示品作者
會津八一 川村驥山 鈴木翠軒 大澤雅休 安東聖空 田中塊堂 恒川樵谷 内田鶴雲 上田桑鳩 仲田幹一
桑田笹舟 松井如流 大澤竹胎 小坂奇石 手島右卿 日比野五鳳 西川 寧 西谷卯木 飯島春敬 金子鷗亭
桑原翠邦 上條信山 青山杉雨 宇野雪村 比田井南谷 宮本竹逕 大平山濤 戸田提山 上松一条
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。
5月12日(日曜日)、6月2日(日曜日)
各日 午前10時30分から11時まで、午後2時から2時30分まで
- 開催期間
-
平成31年4月24日(水曜日)から令和1年7月15日(月曜日)まで
- 開催場所
-
1階展示室
関連情報
イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。
カレンダーへの取り込みについて説明を読む