企画展「黒野清宇の書」
イベントカテゴリ: 祭り・催し 講座・教室(学ぶ・聞く) 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
- 開催期間
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令和1年10月18日(金曜日)から令和1年11月4日(月曜日)まで
- 対象
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一般
企画展「黒野清宇の書」
黒野清宇(1930~2017)は、愛知県豊田市で生まれ、中部書壇の重鎮として活躍した書家です。愛知学芸大学(現在の愛知教育大学)在学中、一楽書芸院発行の「書芸公論」に触発され、かな書の道に進むことを決意。卒業後、当時日本を代表するかな書家、宮本竹逕に師事して古筆の研鑽を積みました。鍛錬された書線の潔い表現が魅力です。書への情熱は生涯滞ることがなく、晩年は漢字と仮名の融合を目指した美しい調和体の作品を発表するなど、常に新しい表現を模索しつづけました。
日展参事、日本書芸院常任顧問、読売書法会常任総務など数々の要職につきながら、生涯愛知県を拠点として活動をしつづけました。
中部書壇では、中部日本書道会常任顧問をつとめるほか、玄之会を主宰して多くの門人を育て、愛知教育大学などで教鞭をとって書教育にも尽力しました。春日井市においては、道風展審査員をつとめるなど、郷土の書道文化振興に大きく寄与しました。
今回はご遺族からご寄贈いただいた作品を中心として、黒野清宇の美しいかなの世界をご紹介します。
企画展「黒野清宇の書」関連イベント
ギャラリートーク
日時 令和元年10月20日(日曜日)午後1時30分から
講師 村瀬俊彦氏(日展会友、中部日本書道会理事)
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