企画展「龍門造像記」
イベントカテゴリ: 祭り・催し 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
企画展「龍門造像記」
中国河南省洛陽市の南に位置する龍門には、5世紀末(北魏)から唐代にかけて造営された石窟群があり、内部には壁面に刻された夥しい数の仏像・造像記が現存します。造像記とは、仏像を刻したときの由来を刻した銘文のことで、龍門全体でその数は3,600余りにのぼります。
その中で書美において際立って目を引くのは、初期に造営された古陽洞(老君洞)と称される石窟にある造像記群です。古陽洞の造像記を中心として特に優れた20点は、龍門二十品と呼ばれ、人々に愛好されてきました。
今回の展覧会では、館蔵の拓本とコレクター所蔵の旧拓本で、龍門二十品をご紹介します。龍門造像記の自由奔放に刻された豪胆さに目を見開かれることでしょう。古代人の祈りの結晶ともいえる書は力強く、現在を生きる我々に、大いなるエネルギーを湧きあがらせてくれます。
- 開催期間
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令和2年12月4日(金曜日)から令和3年1月17日(日曜日)まで
- 開催時間
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午前9時 から 午後4時30分 まで
- 開催場所
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1階展示室
関連事業
龍門造像記解説動画上映会+web
中国書道史・碑法帖研究者、伊藤滋氏(岐阜女子大学特任教授)による解説動画を公開します。龍門造像記の世界をお楽しみください。そじて、ぜひ実物の拓本を味わいに、道風記念館へお越しください。
上映会 令和2年12月5日(土曜日) 午前10時半から
※上映会終了後、午後1時より、展示会場及び春日井市YouTubeチャンネルにて、解説動画を公開します。
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