館蔵品展「白と黒のコントラスト」
イベントカテゴリ: 祭り・催し 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
館蔵品展「白と黒のコントラスト」
コントラストとは、写真などでは明暗の差、絵画やデザインなどでは明暗の差だけではなく色の差をも意味する言葉で、「対比。対照。」などと訳されます。明度、色彩、形などがその組み合わせによって互いにきわだたせ合う効果です。
書では紙の「白」と墨の「黒」を前提とすることがほとんどで、そのコントラストが魅力の一つです。
行間・字間を大きくあけたり書線にかすれを多くとり入れたりして白を引き立てる、あるいは、書線を太く文字を大きく書いて黒い部分を際立たせた書表現がありますが、それらを言いかえれば、黒を引き立たせた表現であり、白を際立たせた表現であるともいえます。
墨の濃度をうすくした淡墨の表現もあります。灰色なので黒と比べるとコントラストは弱くなりますが、淡墨は墨の原料などによって青みを帯びたり、赤みがかった色を発し、黒にかぎらない墨色の美が生まれます。
作品の仕上げとして押される印の朱色を加え、白と黒を基調として繰り広げられるコントラストの世界をお楽しみください。
展示品の作者
菊池五山 市河米庵 丹羽迂庵 清水比庵 藤岡保子
大池晴嵐 阪井呉城 沖 六鵬 炭山南木 柳田泰雲
桑原翠邦 山本南陽 倉重天拝 松田江畔 宇野雪村
阿部珂山 岡本白濤 坪井正庵 萩原冬珉 浅田蓬村
山田勝香 榎倉香邨 林 春月 小島碧雲 井野吟紅
橋詰桃邨 原田凍谷
- 開催期間
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令和5年2月1日(水曜日)から令和5年4月23日(日曜日)まで
- 開催場所
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1階展示室
展示品解説
令和5年2月26日(日曜日)、令和5年3月18日(土曜日)
各日 午前10時半から11時まで、午後2時から2時30分まで
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。
※新型コロナウイルス感染防止のため、中止する場合があります。事前にお問い合わせください。
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