春日井市障がい福祉計画・はじめに
※ 春日井市では、平成19年10月1日から「障害」の表記を「障がい」に変更しますが、「障がい福祉計画」は、平成19年3月に作成されているため、計画の中では「障害」の表記を使用していますのでご了承ください。
はじめに
本市では、平成16年3月に第2次春日井市障害者計画を策定し、「ともに生きるまちづくり」の実現をめざし、障害のある方の支援のため、各種の施策を推進してまいりました。
一方、障害のある方を取り巻く環境は、平成18年4月に障害者自立支援法が施行され、これまで障害の種類ごとに異なっていた福祉サービスが共通の制度の下で一元的に提供される仕組みとなるなど大きく変わってまいりました。
こうした状況の中で、このたび、障害福祉サービスなどの提供体制の確保を図るため、数値目標やサービスの見込量などを定める「春日井市障害福祉計画」を策定いたしました。
計画の策定にあたりましては、障害者関係団体や施設などからの聴き取り調査や障害のある方へのアンケート調査を実施し、生活実態や多様なニーズの把握に努めてまいりました。また、障害者関係団体、公募委員、有識者などで構成する障害者施策推進協議会において議論を重ねるとともに、計画の骨子案に対する市民の意見募集を行うなど、幅広い意見を反映してまいりました。
今後は、この計画に基づき、障害のある方の自立支援に向け、相談支援や地域生活への移行、就労支援に関する提供体制の確保を図るため、保健、医療、教育、雇用など幅広い関係者や事業者と連携を図りつつ、地域の皆様方と一体となって取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成19年3月
春日井市長 伊藤 太