松田雪柯
文政2年(1819年)~明治14年(1881年)
伊勢の人。名は元修。別号聊得軒。 猪飼敬所(いかいけいしょ)に儒学を、貫名菘翁(ぬきなすうおう)に書を学んだ。伊勢外宮祠官の職を辞して上京。日下部鳴鶴(くさかべめいかく)、巖谷一六(いわやいちろく)らと共に楊守敬(ようしゅけい)の教えを受け、唐様書法を研究した。
秋樹淡疎影 長江煙水平
釣舟猶未返 斜照遠山明
秋樹疎影淡く 長江煙水平らなり
釣舟猶未だ返らず 斜照遠山明らかなり
文政2年(1819年)~明治14年(1881年)
伊勢の人。名は元修。別号聊得軒。 猪飼敬所(いかいけいしょ)に儒学を、貫名菘翁(ぬきなすうおう)に書を学んだ。伊勢外宮祠官の職を辞して上京。日下部鳴鶴(くさかべめいかく)、巖谷一六(いわやいちろく)らと共に楊守敬(ようしゅけい)の教えを受け、唐様書法を研究した。
秋樹淡疎影 長江煙水平
釣舟猶未返 斜照遠山明
秋樹疎影淡く 長江煙水平らなり
釣舟猶未だ返らず 斜照遠山明らかなり