令和5年度農業祭結果のお知らせ
春日井農業祭農産品コンクール表彰式(11月11日)
令和5年11月11日(土曜日)は、令和5年度に開催した、夏作農産品、ぶどう及び秋作農産品コンクールの表彰式を行い、入賞者に賞状が授与されました。
秋の農業祭を開催しました(11月10日、11日)
令和5年11月10日(金曜日)、11日(土曜日)に、尾張中央農業協同組合春日井中央支店で秋の農業祭を開催しました。
秋作農産品コンクール
コンクールでは市内の農家103戸から408点の農産物が出品され、優秀賞4点、金賞8点、銀賞15点、銅賞30点が決まりました。
今年は春先の気温が高かったため、果樹類などは芽の動き出しが早くなりました。梅雨入りは5月29日ごろで平年より9日早く、5月から7月上旬にかけては降水量が多くなりました。6月2日には台風2号の大雨で、県内でも三河地方を中心に大きな浸水被害がありました。
7月中旬から降水量は少なく、真夏日の年間日数を更新するほど暑い日が続き、記録に残る夏となりました。夏から秋にかけての継続的な高温乾燥は、果樹では日焼け果が発生し、露地野菜では秋冬向けの播種や定植作業、生育の遅れなどの影響が出ました。また、10月に入っても暑い日が続いたため、チョウ目を中心に露地野菜で害虫発生が非常に多く、防除などには例年以上に、苦慮した年となりました。
このような状況の中で、出品物の多くが大変素晴らしい出来栄えで、皆様方の技術と意欲の高さが伺われました。入賞とした果実及び野菜については、いずれも大きさ、揃いともに優れており、病害虫も少ないものを選ばせていただきました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
その他の催し
コンクールの他には、グリーンセンターによる出張販売やかすがい農業塾受講生・修了生による野菜の販売、模擬店、食品の試食販売、キッチンカーの出店、趣味の作品ややさいの絵の展示、広報大使によるライブステージなどが行われました。
ぶどうコンクールを開催しました(8月22日)
令和5年8月22日(火曜日)に、春日井市役所1階市民ホールでぶどうコンクールを開催しました。
コンクールでは市内の農家10戸から32点のぶどうが出品され、優秀賞1点、金賞4点、銀賞2点、銅賞2点が決まりました。
今年は春先が温暖であったため、早い芽吹きとなりました。その後、4 月、5 月中旬まで平年並みの気温が続きましたが、開花期～細胞分裂期に あたる5月下旬から6月中旬にかけて曇雨天が続きました。この影響で種 あり巨峰の結実不良で、やや小粒傾向でした。また、黒とう病等の病気も 発生しやすい気象状況でした。7月に入ってからは高温乾燥が続き、日焼 け果が発生しました。このようなめまぐるしい栽培環境の中、管理には大 変、苦慮した年だったと思います。 こうした中で出品されたぶどうは優れたものが多く、生産者の方の努力 が感じられるものでした。 その中でも果房の揃いが良く、外観・糖度など特に優れたものを優秀賞 としました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
その他の催し
コンクールの他には、お値打ち価格(1房500円)でのぶどうの直売、出品されたぶどうの即売、ぶどうの直売所やふれあい農業公園のPRなどが行われました。
夏の農業祭を開催しました(7月8日)
令和5年7月8日(土曜日)に、尾張中央農業協同組合春日井中央支店で夏の農業祭を開催しました。
夏作農産品コンクール
コンクールでは市内の農家87戸から381点の農産物が出品され、優秀賞2点、金賞6点、銀賞16点、銅賞32点が決まりました。
今年の桃の作柄について、満開期は3月28日と早いスタートとなりました。結実について、満開期の降雨、夜温の低温等が重なり日川白鳳を中心に良くない状況でした。 また5月下旬から6月にかけて雨が多く、6月2日には台風2号の大雨により、県内でも三河地方を中心に大きな浸水被害がありました。 多雨の影響で果実肥大後期の玉のびは良好でしたが、近年になく変形果や核割れ果の増加がみられました。病害虫の発生は、多雨、強風の影響でせん孔細菌病や灰星病が一部ほ場で発生しました。そのため、栽培管理、病害虫防除に大変苦慮した年となりました。
このような状況の中で、出品物の最高糖度が14.9 度と、高糖度となりました。また、モモ 22 点の出品果実は、全体的に外観、着色、玉揃い等も良く品質のよいものが数多くみられ、皆さまの努力と高い技術がうかがえました。
野菜について、優秀賞を選出したなすは、優良なものが多く出品されており、外観・形状、揃いが良いものを選定しました。 ばれいしょ、ピーマン等も、品質が良いものが多く出品されており、外観、形状、揃いの良いものを入賞としました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
その他の催し
コンクールの他には、グリーンセンターによる出張販売やかすがい農業塾受講生・修了生による野菜の販売、桃とぶどうの直売所やふれあい農業公園のPR、食品の試食販売などが行われました。
過去の農業祭
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