小木田の棒の手 小木田町源氏天流関田棒の手保存会

ページID 1004603 更新日 平成30年10月21日

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小木田の棒の手

(県指定文化財 無形民俗文化財
昭和31年6月21日指定)

棒の手は、棒や刀(木刀)を使う武術的な民俗芸能で、尾張と三河の旧国境に多くの流派が伝承されています。源氏天流とは、清和天皇の子孫である源義家(みなもとのよしいえ)を流祖とするもので、戦国時代の実践的な古武道の型をそのまま伝えており、とても豪快な点が特徴です。明治時代になって現在の名古屋市守山区から春日井市の旧関田村(現在の小木田町)に伝わりました。小木田の棒の手は、源氏天流の棒の手復興に努力した河野萬三郎義次、加藤平輔義平などが明治21年(1888)9月23日に相伝目録3巻及び免状1巻を小木田神社に奉納したことにはじまります。地元の「小木田町源氏天流関田棒の手保存会」では、保存伝承活動を行っており、毎年、地域の氏神である小木田神社と貴船神社、名古屋市にある熱田神宮の祭礼に棒の手を奉納しています。

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