内々神社庭園 内津町

ページID 1004604 更新日 平成30年10月21日

印刷大きな文字で印刷

内々神社庭園

天狗岩

(県指定文化財 名勝 昭和42年8月28日指定)

内津町にある内々神社は、平安時代前期に編さんされた「延喜式神名帳」(えんぎしきしんめいちょう)に記載されている神社で、主祭神は尾張氏の建稲種命(たけいなだねのみこと)で、これに日本武尊、宮簀姫命(みやずひめのみこと)を配しています。廻遊式林泉型の庭園は、社伝によると南北朝時代の名僧夢窓疎石(1275-1351)の作と伝えられていますが、石組等の様式から江戸時代に作庭されたとの見解もあります。庭園は社殿の裏側にあって、少しの平地と裏山の急斜面を利用して南北に造られ、自然の岩を巧みに取り入れ、その背後には高くそびえる天狗岩が影向石(神仏が来臨して一時姿を現す石)をなしています。その下に掘られた丸池には出島・中島が設けられ、石組や庭樹が山の斜面や池畔を美しく飾っています。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 文化財課

電話:0568-33-1113
教育委員会 文化財課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。