令和4年度第1回春日井市生涯学習審議会議事録

ページID 1029248 更新日 令和4年7月27日

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1 開催日時

令和4年6月7日(火曜日)午後3時から午後4時30分まで

2 開催場所

文化フォーラム春日井 会議室A・B

3 出席者

[会長]

中部大学教授      三島 浩路

[副会長]
スポーツ推進委員    神田 茂

[委員]

小中学校長会        山田 勝史
県立学校長会        山口 哲
小中学校PTA連絡協議会   依馬 喜子
文化協会          福田 孜
スポーツ協会      山田 敏勝
ボランティア協議会   大橋 一彦
老人クラブ連合会    小山 峯汜
スクールカウンセラー  河村 洋子
生涯学習指導員     長谷川 昌信
元小学校長       長谷川 明美

[事務局]

教育長         水田 博和
文化スポーツ部長    上田 敦
文化・生涯学習課長   田中 芳樹
スポーツ課長      金田 浩
図書館長        田中 裕子
文化財課長       村松 一秀
野外教育センター所長  木全 敦彦
野外教育センター主幹  生倉 勉

文化・生涯学習課長補佐 伊藤 英彦
文化・生涯学習課生涯学習担当主査 若杉 尚代

文化・生涯学習課主事  甲斐 大喜

[傍聴者]

なし

4 議題

  1. 令和3年度生涯学習事業の実施状況について
  2. 第2次春日井市生涯学習推進計画改定版(骨子案)について 
  3. 生涯学習事業に対する助言・提案について
  4. その他

5 会議資料

6 議事内容

(1) 会議の公開、議事録の作成方法について
 会議の公開、議事録の作成方法について、会議は公開、議事録は要点筆記とし、会長及び会長が指名する者が署名することを会長が説明した。

(2) 議題1 令和3年度生涯学習事業の実施状況について
 資料1に基づき、各担当課長等が令和3年度の生涯学習事業の実施状況について説明した。

【三島会長】
 文化財課の「11 一般管理」について、前年比159.3%増で、大幅な増額となっているが、増額の理由は何か。  
【文化財課長】
 文化財課の一般管理費が増額となっている理由は、高森台にある高森台民俗展示室の解体工事を実施するためである。高森台民俗展示室は、高森台子どもの家が使用していた施設を活用していたが、老朽化も進んでおり解体するもの。収蔵品については、白山小学校にある収蔵庫に移し、一元管理することとしている。

【三島会長】
 成人式について、令和3年成人式を5月に、令和4年成人式を1月に開催しているが、それぞれ参加者はどのような状況だったか。今後はどのように式典を実施していくのか。
【文化・生涯学習課長補佐】
 5月の令和3年成人式は、3回に分けて市民会館で開催した。各回の間隔が短かったため、入れ替わりなどで少し混乱もあった。1月の令和4年成人式は、2回に分けて総合体育館で実施した。5月の反省を生かし、各回の間隔をあけたため、スムーズに開催できた。
 今後については、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、より安全な方法で開催するよう検討している。

【三島会長】
 都市緑化植物園の動物ふれあい広場について、他市の施設でも同様のふれあい事業を実施しているが、ある施設でカピバラの人気が非常に高く、集客力もある。今後、より集客が見込めるような展開を期待する。
【野外教育センター主幹】
 ウサギやモルモットなど小動物に触れる体験は、小さい子どもでも気軽に触れることができるため、親子連れなどに非常に人気がある。これらの動物は、市の所有ではなく、飼育管理を委託している民間事業者の所有である。カピバラの展示については、市での購入は難しいが、今後、委託業者等とも調整し、予算が許せば検討したい。

【大橋委員】
 市民体育大会の競技のうち、かつてのソフトボール大会は100チーム以上が出場し5日程かけて大会を実施していたが、今年度は1日で終わってしまう程度で、かなり衰退している。市としては、どのように認識しているか。
【スポーツ課長】
 市民体育大会については、ソフトボール以外の競技においても参加人数が減少している。参加人数としては、平成30年度は約11,000人、令和元年度は 約10,000人だったのが、令和2年度は、新型コロナウイルスの影響もあるが、約3,600人、令和3年度は約6,400人となっている。競技によって参加人数の増減はあるが、引き続き多くの人に参加してもらえるよう呼び掛けていく。

(3) 議題2 第2次春日井市生涯学習推進計画改定版(骨子案)について
 資料2~5に基づき、文化・生涯学習課生涯学習担当主査が第2次生涯学習推進計画改定版の骨子案について説明した。

【三島会長】
 「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は2020年度から2期とあるが、内容の変更はなかったか。また、生涯学習推進計画との整合はとれているのか。
【文化・生涯学習課長補佐】
 「まち・ひと・しごと創生総合戦略」と整合はとれている。
 現在、第六次総合計画の改定も行っており、上位計画との整合を図りながら生涯学習推進計画の改定作業を進める。

【三島会長】
 資料2にある主な生涯学習関連施設の一覧で、南部ふれあいセンターの設置年が昭和3年となっているが、誤りではないか。
【文化・生涯学習課主査】
 南部ふれあいセンターの設置年については、平成3年の誤りである。資料に誤りのないよう再度確認する。
  
(4) 議題3 生涯学習事業に対する助言・提案について
  会長が各委員に発言を求め、助言・提案があった。

【山口委員】
 「生涯学習」として、学齢を過ぎた人への学習機会が強調されるが、小さい子どもたちへのSTEAM教育、理科系教育にも力を入れていくとよいのではないか。産業等での研究の衰退も危惧されることから、若年からの生涯学習にも力を入れていくとよいと思う。
 また、「学んだ成果を市民生活に生かす」という目標はあると思うが、「楽しみ」の部分を強調し、参加の意欲を促していくことも重要だと思う。改定計画案のなかにもICTを活用した講座について記載があるが、インターネット上にはたくさんのコンテンツがあふれているため、「楽しさ」を求めると行政側で実施していくのは難しい部分もあると思うが、市民の関心、意欲が生涯学習に向くように「楽しい」という部分をもっと大きく打ち出して、その結果として市民生活に役立つという形となるとよいのではないか。
【文化・生涯学習課長補佐】
 STEAM教育については、近隣の大学等との連携のなかで子どもを対象とした講座を実施しているため、講座を企画する際はそうした観点からも検討していく。
 学ぶことが「楽しみ」となることは重要だと思う。市民の方々が楽しみながら学んでいける機会を提供していけるよう様々な講座を企画していく。

【長谷川(明)委員】
 たくさんの興味深い講座を実施しているが、今の親世代は忙しく、子どもたちをそうした場に連れていくのも難しい現状がある。インターネットだけではなく、体験を重視した活動を取り入れると身になると思うので、参加しやすいような機会を提供できるとよい。
【文化・生涯学習課長補佐】
 今後も様々な人に参加してもらえるような講座を実施していく。

【長谷川(明)委員】
 前回、アンケート調査で「生涯学習」という言葉が分かりにくいなどの意見があるとの報告もあった。国や県も施策として「生涯学習」という言葉を使っており、「生涯学習」をより分かりやすいよう噛み砕いて伝え、多くの人が生涯学習に取り組めるように説明していく必要があると思う。

(5) 議題4 その他
 事務局から、愛知県社会教育委員連絡協議会の事業予定及び次回の審議会を7月に開催することについて連絡した。

 

 上記のとおり、春日井市生涯学習審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び委員が署名する。


 令和4年6月30日

                  春日井市生涯学習審議会
                   会長  三島 浩路

                  春日井市生涯学習審議会
                   委員  河村 洋子

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