ワーク・ライフ・バランスを推進しましょう

ページID 1009914 更新日 平成29年12月7日

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「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」という言葉を最近目や耳にする機会が多くなったと思いませんか?
この言葉は仕事と生活に使う時間の調和を図ることを意味しています。それによって、私生活を充実させるとともに、仕事の業績もあげるという好循環を生み出させ、社会全体を継続的に発展していこうということなのです。

ワーク・ライフ・バランスに関係する人は誰?

ワーク・ライフ・バランスに関係があるのは子育て期にある女性だけだと思っていませんか?
子育て期にある女性だけではなく、子育て期の男性はもちろんのこと、独身の男女、定年後の高齢者など、性別や世代にかかわりなく、仕事と生活での時間を、自分が望むバランスで使いたい人全てに関係あるのです。
自分の働き方を見直すことで、仕事の効率も良くなって時間的にも余裕が生まれます。
そして育児のみならず地域活動や趣味、自己啓発などを行うことで仕事以外の時間も充実できます。
また、時間的なゆとりが生まれることによって精神的に安定し、メンタルヘルスの向上を図ることができます。
こうして家庭生活などが豊かになることで、仕事への意欲や創造性を高く保つことができます。
ワーク・ライフ・バランスの実現は、仕事と生活の質の向上につながっていくのです。

ワーク・ライフ・バランスの概念イメージ

企業経営にもプラスになる?

少子高齢化や団塊世代の大量退職などにより労働人口が減少する中、優秀な人材の確保は、企業経営にとって重要な課題です。残業時間の削減や育児休業の取得などに積極的な企業は、働く側にとっても魅力があり、女性の定着率が高まる傾向があるほか、就職希望者も増えています。
また、残業時間の削減や短時間勤務等の制度導入に取り組む企業では、従業員自身が労働時間の管理や仕事の効率化を意識するようになり、生産性が向上し、企業経営の改善につながります。
今、世間に不況の波が打ち寄せ、買い手市場になってきている中で取り組む必要性を感じないとおっしゃる経営者の方もみえるかもしれませんが、企業の将来のためにも是非取り組むべきです。

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