春日井の歴史と文化財
春日井市は、尾張の北東部、庄内川をはさんで名古屋市の北側に接しています。
市域を概観すると、北部から東部にかけては弥勒山・道樹山を中心とした400メートル前後の山地が連なり、多治見盆地との分水嶺となっています。その西側には標高200メートル以下の丘陵地域が広がっており、この丘陵面は内津川などの河川によって浸食され、谷地形を形成しています。市域の大部分には段丘地形が発達しており、市域全体が東高西低の地形となっています。
春日井の歴史は古く、旧石器時代から近世まで200箇所を超える遺跡の所在が確認されています。なかでも味美二子山古墳は90メートルを超える大きな古墳で国史跡に指定されています。
現在も、市内には重要文化財の多宝塔など数多くの文化財を有する密蔵院(熊野町)や日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説が残る内々(うつつ)神社(内津町)など、春日井の歴史を物語る文化財が数多く残されています。
文化財課では、貴重な文化財を現代に生かし、後世に伝えるため、埋蔵文化財、民俗・歴史資料等の調査、収集、保存を行っています。
また、こうした文化財を広く市民の皆さんに知っていただくため、「ハニワまつり」や「内津文化財祭」、文化財展(考古・民俗企画展)などを開催するとともに、「郷土誌かすがい」等の冊子の発行を行っています。
- 文化財とは?
- 市内の指定・登録文化財
- 新しい市指定文化財(令和5年2月)
- 退休寺所蔵の木造阿弥陀如来坐像が愛知県指定文化財に指定されました
- 円福寺所蔵の三十三応現身像が愛知県登録文化財に登録されました
- 見どころガイド
- VR(バーチャル・リアリティ)で見る文化財
- 市内発掘調査の概要
- 文化財関連イベント情報
- 文化財課発行の書籍・冊子など
- 森浩一文庫
- 文化財課所蔵図書の利用について
- 文化財関連の届出等様式