勝西浄化センター施設詳細
下水処理の流れ
勝西浄化センターの設備
自動除塵機
汚れた水には、いろいろなものが入っています。ここでビニール袋など大きなごみを取り除きます。
汚水ポンプ
大きなポンプで地上にある水処理設備の水槽まで汲み上げます。
最初沈殿池
汚れた水をゆっくり流すことにより、重たい泥などを沈めて取り除きます。
エアレーションタンク
最初沈殿池を出た水は、汚れを食べてくれる微生物の働きにより、水がきれいになっていきます。微生物が呼吸するために空気を24時間絶え間なく送っています。
最終沈殿池
エアレーションタンクを出た水がゆっくり流れることにより、汚れを食べた微生物などを泥として沈めて取り除きます。きれいになった上澄みを消毒タンクへ流します。
塩素注入設備
きれいになった水は、消毒して川へ流します。
ブロワ(送風機)
微生物の呼吸のために、空気を24時間エアレーションタンクへ送ります。
汚泥濃縮タンク
最初沈殿池と最終沈殿池で取り除かれた泥は、時間をかけて水と濃縮した泥に分けて、泥のみを汚泥処理設備に送ります。
汚泥処理設備
濃縮された泥を、さらに機械で脱水します。脱水された泥は場外へ搬出され、建築資材であるセメントの原料や燃料に生まれ変わります。
脱臭設備
嫌な臭いを分解する微生物の働きと、臭いを吸着させる活性炭を使って、下水処理場から発生する臭いを取り除きます。
中央監視室
下水処理場には常に汚れた水が流れてくるため、24時間365日ずっと動いています。中央管理室では、勝西ポンプ場を含め、機械の運転状態や水質、故障などの警報確認や機械の運転停止操作ができます。
放流先
勝西浄化センターから出た水は、また道路の下を通って川へ流れていきます。
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