第3次春日井市高齢者総合福祉計画・はじめに

はじめに

本市は、昨年、人口30万人を超え、中部圏の中核都市として新たな段階を迎えました。
一方、社会情勢は急速な少子化などにより、人口が減少に転じるとともに団塊の世代が高齢期を迎えてくるなど、まさに時代の転換期にあるといえます。
平成12年4月から導入されました介護保険制度は、発足から6年が経過し、高齢者の介護を社会全体で支える仕組みとして地域に定着するなど、高齢者の保健・医療・福祉・介護などの支援の枠組みも充実してまいりました。
一方では、家族構成やライフスタイルの多様化に伴い、新しい高齢者像に対応した施策の実施が求められております。
このような中、介護保険事業計画の3年ごとの見直しにあわせ、社会情勢の変化やサービスの利用状況などを踏まえ、平成14年度に策定した第2次の計画を見直し、第3次春日井市高齢者総合福祉計画を策定しました。
今後は、この計画に基づき、高齢者が住み慣れた地域の中で生きがいをもって安心して暮らせるまちをつくるため、地域の皆様と一体となって取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、計画策定にあたり精力的にご審議をいただいた高齢者総合福祉計画推進協議会委員の皆様をはじめ、アンケートやインターネットなどを通して、貴重なご意見・ご提言をお寄せいただきました市民の皆様、関係各位に心よりお礼申し上げます。
平成18年3月 春日井市長 鵜飼 一郎